合唱フェス in 愛知 ~地産地唱~ 2019/6/30

合唱フェス前日。しっかと曲の積み上げ。
(写真は土曜日)

そして明け日曜日の今しがた、合唱フェス in 愛知 ~地産地唱~ に出演してきました。

フェスの趣きとしては、新年度に愛知で新しく歌うところを探している方々にとっての合唱の見本市。であると同時に、
既存の団同士の確認や交流の場でもあると感じています。

客席で各団の演奏と向き合ってみて、この場でこういう言い方もナンですが、ハモるって難しいんだな(ハモっている団の少ないこと少ないこと。)
だから、すごくそう思ったってことは我々もハモっていないってことだなと。それはいいとして、

ほんのわずかな誤差、微妙なニュアンスの違いで人は合唱団を選んでいく。
その違いを聴き極めようとしましたが、答えが出る訳もなく混迷していて当団のブースで問うたら、単純に
「曜日と時間」と「母体」
と立て板に水の如くスパーンと答えられた。
「合唱団選びは人生選び」
そこは絶対そうなはず。
choeur eclat の指揮者さんが「ぜひ人に会いに来てください。人と出会う場だと思って合唱をやっています」と言葉を放っていました。言い切っちゃった。気持ちよかった。

混声合唱団VoxMEA

フェスで演奏した曲
◇信長貴富「ほほえみ」
◇林 光「蜂が一ぴき・・・」(詩:宮沢賢治)
◇Ola Gjeilo「Ave Generosa」
(前半3曲 指揮:田中 大樹)
◇「Tea for two」(編曲:Peter Gritton)
◇Anton Bruckner「Locus iste」
◇相澤直人「ぜんぶ」(作詞:さくらももこ)
(後半3曲 指揮:弊団アンサンブルトレーナー 藤森 徹)

2019/6/22

車で弥富通。家族がいないときは専らレイディオ。AM。中日戦。
新瑞橋。赤とオレンジ。オレンジの胸に鈴与。グランパスvsエスパルス。
一方、チケットが当たった当たらない。来年はオリンピック。TOKYO。
っておいおい、そんなことより、は言い過ぎかもしれんけど今年はラグビー。ワールドカップ。近付いてからしかワーッとなれない。男のスクラム。身体のぶつかり合い。ボールの争奪。ライン際の攻防。僕たちは来週合唱フェス。

合唱団が合唱祭時のリベンジを期している。
チームとしてリベンジを期している。

当団のヴォイストレーナー三輪陽子先生によるヴォイトレ。男声4名。
女男声に分かれて見直し。上手いのも下手なのも合唱団においては一人の力は限界がある。まず隣の奴とうまく歌え。そんでバリトン。ベース。男声。四声。合唱団として。それぞれがまとまりでうまく歌えるように最大限の努力を払え。合唱団が一番うまく聴かせられるフレージングを身にまとえ。合唱団が一番うまく聴かせられる母音を採用しろ。感じろ。倣え。

2019/6/15

すっきりしないお天気。でら降ると言われて降らないのも案外フラストレーション。祭の後はフェス。再来週。フェス?
こちらですね。twitterやっている方はバンバンバンバンTL流れてますわ。フロントで各団のブースも出るので、そこでまたお会いしましょう。

そのフェスの曲を当団の藤森アンサンブルコンシェルジュ(筆者勝手な立場名)によりブラッシュアップ。
端的に、どの立場で&上から目線で恐縮ですが、コンシェルジュ、この立場でよかったなとズバッと思わせてくれる練習でした。いいところが出てた。迷いなく、流れるアンサンブル。
団内資料や季刊誌ハーモニー掲載内容は把握していたものの、蜂の音楽的アプローチはとても参考になりました。
「指揮者は棒で合唱団を引っ張ってはならない。
合唱団は棒で引っ張ってもらおうとしてはならない」
と語るコンシェルジュ。
新入団。男声1名。
「初心者も取り込んで音楽を積み上げていく努力から、よいハーモニーをつくっていきたい」
と語る指揮者。

最後になりますが、今は袂を分かった仲間の言葉を目にしました。
「上手く歌うことは楽しく歌うための手段のひとつであることを忘れないようにしたい」

そしてそれは素晴らしい人生を送るための手段であること。
考え過ぎるといいこともないが。

愛知県合唱祭 2019/6/8 今年は土曜日

愛知県合唱祭。
今年は土曜日のCブロックに出場してきました。

朝9時女性会館に集合し事前練習。

ちょっと、歌詞で言葉遊びしたりした場面。

そして、愛知県合唱界のパワースポット、名古屋文理大学文化フォーラムへ。

事前のタイムスケジュールに載っていたので分かっていましたが、
祝!20年連続出場。
2000年3月4日創団。過去・現在・未来がストレートに因果し合っている結果だと考えます。

【演奏曲】
・Z.Randall Stroope「The Conversion of Saul」
・信長貴富「ほほえみ」

…合唱祭を経て、
・音楽を身体に入れることをしっかりやろう。
・また、ひとりひとりの存在は大きい。
という何年合唱やってんだ?という筆者は気付きでした。
言い訳を探して生きている訳ではない。

指揮者交代等新年度あったが、ステージでの団員の佇まいは安心できるものであり、オンステ人数もそれほど減ることなく合唱祭を迎えられたことはまずよかった。と指揮者は回顧していたが、

各団員それぞれ本日思ったこと・感じたことをフェスやコンクールで形にすること。

そして、いちバリトンが、

【課題】
音に対する自信と責任

とtweetしていた。
無論、VoxMEAである限り、必ずや。

2019/6/1

時は汝にも己にも平等に流れて、愛知県合唱祭1週間前。
ハコでやろうと、瑞穂文化小劇場。
指揮者補佐係が練習立ち上げ。

創団20年の想い、というよりも今日に至れたのは何より今があるからだ。と語った指揮者による、2曲に絞っての練習。
要求水準になかなかたどり着いて来ないいら立ちを抑制し、ここは!という箇所を繰り返し繰り返し。
なりふり構わない練習。
そこには応えなきゃいけない、優しさがあった。
筆者は自分の甘さを嘆いたが、合唱団は一直線に前進した。

我々 混声合唱団VoxMEA【20年連続表彰!!】は、次の土曜日
6/8@名古屋文理大学文化フォーラム 大ホール Cブロック 14:35(推定)に演奏します。見 聞き逃すな。

練習最後に NOEMA NOESIS さんの情宣がありました。5TH ANNIVERSARY CONCERT「paradox」

2019/5/25

蚊に刺された。
うるさいを五月蚊いと書きたいそれぐらい暑い。でも湿度が低いせいか多少comfortable。

本日は藤森コンシェルジュのアンサンブル練習。
6/8合唱祭(土),6/30(日)フェス,ひいては8/4(日)県大会を見据えて。
本日一番グサッと来たコメント。
「神経使って」
改めて言われて自分の中で自然な範囲で使われているだけで、自ら使っていくことなんてあまりなかったなと。シナプス駆使せんと。

アンサンブルでは、コンシェルジュからの仕上がってきている。とのコメントの通り、形になってきてはいる+方向性も間違っていない。という確信を持たせてもらいました。

人数も揃っており熱量もあって、いやいやVoxMEAまだまだ全然いけるよ。と思う練習でした。みんなが自分の声をがんばって出している。…その声がなにかしら大研修室の空間で喧嘩をしているような気がしました。先週練習後筆者は「VoxMEAは新しい人・未経験者も巻き込んで進んでいく」ことの意見合意を改めてスタッフとしたところでした。
みんなが自分の声をがんばって出している。
出していない合唱団なんてありません。
それが自然と噛み合うところとそうでないところがあります。
自然とできるように持っていけたらいいのですが、やはり切り込んでメスを入れなきゃならないレベルがある。
それをもっともっと受け入れられる、団内の風通しにしなければなりません。

言う方とか言われる方とか分けてしまうのではなく、
団が気高く気品を持って。

2019/5/18

控えているステージとしては近いところ6月に先週言ってたフェスと、6/8(土)今年は土曜日に出るから気を付けて、の合唱祭です。
http://www.tcp-ip.or.jp/~achorus/chorus-festival/fes.html

「1拍でloveって言わなきゃいけない」と叫ぶ指揮者補佐や
「持続可能な取り組みを」と訴える指揮者の
積み上げで、だいぶ様になってきました。

持続可能…ね。単発で終わらないようにと。
SUSTAINABILITY.
また、様々な関わり方を許容していくこと。多様性。
DIVERSITY.
そして合唱団は、信じること。
TRUST.

2019/5/11

最高気温28℃だって。我々はフェスの練習。フェス?
こちらです。うちがうちが、ではなく愛知県の若手合唱団が一堂に会します。いろんな人にとってのフェスであると思います。そこから育まれるのが地産地唱なんだと思います。
6/30(日) 14時 中川文化小劇場。
いっしょに歴史をつくりましょう。

さて前半は女男に分かれて音の見直し。

後半はアンサンブル練習。フェスで演奏する曲はもうtwitterで流れていますが、こういう風に。

怖い。コンクールで戦うのが怖いんです。
でもまず怖くなって、それでもMEAで歌ってて。
今んとこたどり着いたのが、

団や曲の『格』は自分たちで決めることではない。

決めたら戦いはもう終わっちゃってる。
それを決めてもらうために戦いの場に出るんだと。
「かかる時間は問われない」と何回か前に書きました。
どこに到達しているかが問われている。
それがどれだけ到達しているかはもちろん、

標榜しているものに近いのか。

そこが合唱団の営みすべてだと言っても過言ではありません。

もう5月ですが最後の30分は新年度の話し合いをしました。
指揮者が替わって、代表も辞めて不在。での新年度を迎えています。ま、こういう言い方はなんですが要は歌。歌です。そこが楽しければ後はなんでもついてくる。

筆者が新人に高さについて、



レクチャーしてる。あー珍し。

2019/5/4

令和初めての練習とかは特に言及せずに、祝日のためアクテノン。

(筆者本日特化事項)
聴く側は個人個人の声なんて聴いていない。団が上手に歌えているように聴こえるような歌い方。
そのために、指揮者にとっての最優等生に自分がなる。と団員全員がなるとか。まずそうなるよう努力してから気持ちわるいとか言ってみるとか。極端ですかね。

A. Bruckner

終止をキメる力。終止決定力を養えば、軽いテイストの日本語曲例えば「ぜんぶ」のような曲もフレーズをきっちり収めながら容易く歌っていける。と。
Tea for twoもやりました。

筆者個人的にですがこのGWに旅行で広島に行っていまして。

この写真を撮りましたが、駅到着直前に路面電車の窓から一瞬見えたドームの丸い上部がくっきり頭に残っています。
現場では表層的な史実は記されていましたが、一人のこの国で生きている国民として自分は、まだまだ至らなければならない境地には程遠いなというのが実感です。

2019/4/27

2チーム出場した先週のアンコン。
金賞を獲得したチーム「じせさっちょ」の構成員が先週のブログをしたためましたが、筆者所属のChor Benedictは銀賞+審査員賞。審査員賞をいただいた波多野先生には誠に申し訳ありませんが、僕的には焼石に水。減点方式だからしょうがないじゃんうれしいじゃんなんで?と潤潤山本には励まされ、いや確かにひとりの審査員の先生のハートを鷲掴みにしたとは言え…ねぇ…、いやほんとに悔しくて悔しくて。直後はほんと合唱虚無虚無でしたね。敗北の焼け野原に反転明日への活力に換えて、というのは微塵もありませんでしたがやっと落ち着いてきました。自分の合唱観に自信を持ったり自信がなくなったりする中で、我々VoxMEAは6月の合唱祭やフェス、8月のコンクールに向けて自分らの決めた道を歩んでいく。速度は自分らのスピードで歩んでいくしかない。そうそう、

新入団:男声1名

ありました。筆者と同じパートなのでしっかりよく聴き合ってがんばっていこかな思てます。

アンコンの課題となったのが「まとまり」です。自分的にはですが。
小さくまとまっては決していけませんが、まず自分の持ち場で息を合わせること。団の息を合わせること。指揮者の息に合わせること。オレ節の話はそこからですね。むしろ後から着いてくるというか。誰もオレ節を聴きたい訳ではありません。壮若男女が、団の形成するアンサンブルにどれだけ身を律し捧げているか。そこにフォーカスし取り組んでいきたい。声の花束を結びお届けする役目を。オいいこと言った。使って使って。


本日は2部屋取れていて女男に別れての音のブラッシュアップからのアンサンブル。団が静粛になるまで待って待って待った後にサッと振り始めたりとか、言葉のこと今後もっと触れていきますねと最後言ったり新指揮者の、リミッターを感じさせない取り組みにたいへん好感が持てました。という上から目線すみません。