愛知県合唱連盟理事である筆者と、手伝いに手を挙げた指揮者は練習当日、豊田市民文化会館で行われた中部合唱コンクールの裏方として携わっていた。
指揮者は録音係。筆者は舞台係。
裏方として舞台袖から羨望と、悔恨の眼差しで出演各団体を順繰りに見送っていった。
あーだこーだ、あーでもないこーでもないと指揮者と勝手に寸評してました。
合唱団同士のちょっとの差、に、果てしない、永遠に近い隔たりがあってしまっていた。
一発勝負。世界陸上100m。0.1秒差が永遠。何mもの差がある。そこを見られている。聴かれている。群雄割拠。あきらめたらそこでノーサイド。ノーサイドなんて意味ない。あくまでも狙っていく。
気持ちをブンブン奮い立たせながら、19:10過ぎにやっとこさ東別院に到着。イーブル名古屋の大研修室へ。
本日は筆者推しの宗教曲DAY。
ステージの全曲の通しを敢行。
各々の頭の中に出来栄え棒グラフ📊がイメージできたと思う。
昔やった曲。アンコンでやった曲。県大会でやった曲。団員によっては、すべてその逆だったり。
筆者の家族で最近、バイオリンを始めた者がいる。
先週触れた、「テンポは技術」の件。
まさに目の当たりにしている。そういう見方をしていなかったので、これまで。この着眼点の獲得は大きい。
身体は楽器、という論理である。
よいアウトプットには、よいインプット。
時には聴く。時には合わせる。時には俯瞰や鳥瞰。時にはバイプレーヤー。それはそうなんだが、音楽を志す者、うまくなるしかないのである。
次週もイーブル名古屋で練習です。