「迷いが救いである」
鎌倉殿の13人で義時が運慶だか快慶だかから言われていた言葉を思い出したが、そんなに自分の人生を文字通り上から見ることは実際できない。とにかく先週、指揮者と話したのは、名より実を取るというか、自分らの持ち味と言い続けていることそのことにアグラをかいている可能性もあるってことです。これしかない、ってやってることで逆に浮上や上達を阻んでしまっていては本末転倒で、この世にわりと溢れてる本末転倒をひっくり返していこうってことです。
2ヶ月前にこの場で申し上げた、「内面性より実際の行動を評価すべき」にも繋がっていくと思います。
今回の練習は指揮者を前に置かず、県大会の反省でも出たうちの一つ、「意見を言い合おう」練習を行いました。
「他パートを聴こうとしている声がちゃんよ聴こえるよ」
気付いたときには、そう声を掛け合っている場面もありました。
分かるんだよねー、やっぱりそういうの。
第五感の一つを研ぎ澄ますために、一つを閉じる。みたいな感じで、目をつぶって歌ってみたりする。
心の眼で聴く、というか、眼とか耳とか器官ではなく。
先々週からのケツへの意識。腹ん中の空洞にエア感。垂直に体内上昇。眼の耳の、それぞれの器官をダイレクトに有機的に使う。
「身体を使う」とか、
「身体は楽器だ」とか言うけど、あんま腑に落ちてなかったし今でも決して理解できていない。
ともしび。ともしび。ともしび。
先週に引き続いての、ここ、イーブル名古屋の文化活動室は、ほんとこの手の練習に相応しい。
J.G.Rheinberger
Josquin des Prez
A.Bruckner
F.Poulenc
Micky Mouse March
チム・チム・チェリー
を最後に歌ってから、今月のHBD。
男声ふたり。
おめでとさーん。
次回は中川生涯学習センター。
尾頭橋駅から徒歩17分。
山王駅から徒歩約17分。
黄金駅から徒歩約19分。とあるが、金山から歩くしかないと思います。アクセスを楽しもう。