2016.12.17

演奏会1週間前。午後夜間練習。
午後は中村生涯学習センター。各曲のポイントをかいつまんで。
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夜間は、1週間後の本番と同じハコ、中川文化小劇場。演奏曲をさらっていく。
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男声の様子。
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指揮者が、言葉があってフレーズがあってパラグラフがあって曲があって、という話をしました。図で示すと、
puffer
こんな感じでしょうか。森を見ないと木など見れない、というか。

この図を連想したとき僕は、一番小さい半円群が団員ひとりひとりのように感じました。
実際に手に手を取り合うことはなくとも連帯し、コンパスが記していく。
VoxMEAの放物線。

♪新入団、女声1名。多いとは言えない練習回数を経て、全ステージではないもののオンステします。
フレッシュなパワーも抱き抱えて、次の日曜日12/25VoxMEAの演奏会、お楽しみになさってください。
私たちも皆さんに会えることを楽しみにしております。以下、近未来予想図
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※衣装は着替えます

2016.12.10

本練前に港SGCにて少人数で練習
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さて女性会館。僕たちの3stを踏んでいく
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打楽器 中村 新さん、雷鳴
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演奏会2週間前となりました。
VoxMEAが歌う各曲、各ステージ。
その日その時一瞬で過ぎ去ってしまう各フレーズ。

名前を付けてやろう。

新星を発見した人にだけ許される行為のように

2016.12.3

文責I

演奏会第1ステージの曲をメインに練習できる、実質ラストの日でした。
これ以降は、全ステージの曲を総ざらいしていくことになり、1曲1曲にあまり時間を取ることができなくなるので、大事な練習日となりました。

「歌心がある」とは、どういうことかを考えたときに、「メトロノームに合わせたような歌い方をせず、自由にフレーズを揺らして歌う」ということを考えがちですが、最初から好き放題に揺らしに行ってしまうと、出来上がった音楽は往往にして、とても独善的なものになってしまいます。

「楽譜上の音符をより細分化したビートを感じ、規定のテンポを忠実に守れるようになること。それができて初めてフレーズを揺らすことが許される」とは指揮者談。

ただ、その一方で「テンポに厳密なだけでは、音楽に魔法をかけることは出来ない」
…という印象的な言葉もありました。

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以前に、「守・破・離」という武道の心得を用いて、これも同じく指揮者が話してくれたことがありました。

規定のテンポという型を破っても、独りよがりでなく、謙虚で誠実な音楽として成立をさせるためには、まず大前提として型を学び、それを守れなければならない…

魔法をかけるためには、魔法使いになるための地味で地道な修行が必要。そういうことなのだと思いました。

今日のMEAkids
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2016.11.26

ふと見上げた名駅の夜空、ミッドランドスクエアの壁面イルミネーション、始まったんだ、、もうXmasだね。演奏会まで1ヶ月。
女性会館。ピアノ合わせ。3stから。
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コンクール全国大会や指揮法マスタークラスで研鑽の旅に出ていた指揮者が意欲的に振る。

この熱量、団の熱気を演奏会のステージで出せたら本物ですね、って言うか、出したい。そのための準備を怠らないようにしたいと思っています。

2stの「永久ニ」(読みは、とこしなに、です)
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「祈り3部作」と呼ばれているそうです。
迫真の、大人の雄(牝も)叫びをお聴かせしたいと思います。

ええと、
人は人から学びを得ていくのだと思うのですが、
一人の人生が変われば、周囲の複数の人生も揺さぶられる。
襟をピンと正して生きていかないかんな、と思いました。

テノールは本練前に、我が団のヴォイストレーナー三輪陽子先生によるパートヴォイトレ
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得たことをうまく伝えられませんが、
歌う際に自分で決めてしまっていることで不自由になっていることが多いのだなという気付きがありました。
あらゆる時において、「テクニック(が大切であるということ)は変わりません。」という一言も励みとなります。
心身が自由でいることでやっと、周囲に合わせられるのだということもよく理解できました。
また、それらを実践することがどれだけ難しいことかということも身をもって改めて知りました。

12/25の第8回演奏会では、シッターによる未就学児無料託児(若干名)を行います。詳しくはWebビラをご覧ください。
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写真は団内輪番託児MEAkidsの様子

2016.11.19

17時ぐらいからの、夕闇へのアッチェルが止まらない女性会館。演奏会実行委員会も大詰め。
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私たち混声合唱団VoxMEAの第8回演奏会はHP冒頭のWebビラにある通り、3st構成うち、

1,2stは未就学児入場不可
(3stのXmasステージのみ未就学児入場可)
とさせていただきます。

また、今回の演奏会では未就学児無料託児(若干名)を実施いたします。
詳しくは、㈱ポピンズまでお問い合わせください。https://www.poppins.co.jp/nanny/

さて練習。
Kodaly 「Szep konyorges」
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コンクール県大会時よりも高い位置に当てて、クリアに歌えたような気がします。

休憩中の男声コツコツ練
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Christmas is coming

永久ニやBusto 「O magnum mysterium」
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「1.5人称」

ひとりで一人称していては、たかが知れているのかなと、思います。
主・客を自分の中で共存させて、自分を否定したり肯定しながら歌い、そして生きたいと思います。

2016.11.13

日曜午後の強化練習。女性会館。
1st,3stを補強。
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First Noelの和訳を少々。
16世紀ごろの、イングランドの古いクリスマスキャロル。
東の空に輝く星の光は大地を照らし、昼も夜も輝き続けた、と歌います。
折しもスーパームーン。
人々はいつの世も天体に思いを重ねます。
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筆者は12日(土)に合唱団花集庵さん演奏会のお手伝いに行ってまいりました。
以前にも触れたことがあるネタですが、
合唱界では初演(委嘱初演)という言い方があるように、曲を「カバー」ばかりしています。
歌う人や時代が違えば、1曲として同じ歌にはなり得ない。そこに合唱の素晴らしさがあるのだと、ゲネを聴かせていただきながら思いました

2016.11.12

◆文責 M

寒さの緩んだ、行楽日和な秋の午後。千種SGC。

慣れてない日中の練習に、身体を起こすところからゆっくりと。
身体の使い方→息の流れ→曲へと丁寧に結びつけていく。
1stから、Ave Maris Stella、ヴァルセイフィヨルドの結婚行進曲
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歩きながら歌い、発声と曲の抑揚を結びつける。

Kreekの2曲。
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音型や、リズムに身体は素直に反応してしまう。高い音に向かえば、音量は大きくなりリズムは速くなる。逆も然り。
それは、太古より身体に織り込まれた音への呼応。素直に身を委ね、歌うのは心地よいけれど…。
果たしてその音楽は聴く方としても常に心地のよいものだろうか。
作るために、届けるために。
抗いがたい自分の身体の素直さを、抑え、往なし続け、合わせること。
そうやって抑制されたものがあって初めて、その上に重ねた色が「聴く心地よさ」となり輝くのだと…
改めて投げかけられた練習でした。

演奏会まで、あと一ヵ月半。
本格的な白い冬が来る前に、ここからまた色を重ねていこう。

2016.11.5

車のサンバイザーを下げながら、夕暮れ前のやわらかい陽の光があたたかいのを感じる、秋、女性会館。
打楽器合わせDay。
セッションでの応酬に向けて合唱団の練習。
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BassMenも吠える
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演奏会で数曲、いっしょに演奏するパーカッショニスト中村新さんと
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ソロ部分で轟かす
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Xmasを構築している感じがします。
12/25に単に再現するための練習ではなく、やれる手応えをつかみ、かつ、できないことを自覚するための練習。
団が団員が演奏会を楽しみ、楽しめるものにしようとしています

2016.10.29

誰も仮装しては来ないVoxMEA、女性会館での午後夜間のホール練習。
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「アッポッジョ」…と指揮者が切り出してきましたが、これは支持,サポートを意味するイタリア語だそうでそこから派生して、支えをつくる,声がブレスに乗って歌われる、という発声法を指す言葉です。
発声時にブレスを行う際、膨らみ・凹ましをさも大きくさせて、やった気になるのではなく、お腹の上部からと下部からの圧力が平衡,均衡を保ち、声を出す手ぐすねを引いている感じでしょうか。

1st.からAve Maris Stella。
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「音程ではなく身体のポジションを気にしろ」…と指揮者は言いました。いやいやこれには恐れ入りました。自分に、経験から来る確信がないとできません。
でもこの痛烈な激励、しかと肝銘したい。

ヴァルセイフィヨルドの結婚行進曲
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G2 Kodaly
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コンクール以来久々で、は言い訳になりませんね。もっと洗練と深みを伴う演奏をお聴かせしたい。

他1stの曲やって、3st。ネウマ譜からのHodie Chiristus Natus est
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指揮者は曲中、区切りの頭拍だけしか合図してこない。そう、アンサンブルせよと暗に命じているのです。

i母音で集めたものを掴んだままu母音で延ばすことを意識しながら、他のピアノ伴奏付きのXmas曲をやった後、2st 連弾の「永久ニ」
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通しの前に、「この組曲に必要とされる発声や発語ができれば、それで音楽として成立します」と選曲からの経緯を団に語りかける指揮者。

ええと、
去る日曜日に大須のclassicさんにて有志演奏したことを報告しましたが今回、お客さんの入りが実は少ないこともあってか、音楽を生業にすることを目の当たりにしたような気がします。音楽への関わり方というか。
ステージと客席の段差もなく、フラットで、もう目の前にお客様方の、生演奏に包まれた素敵な時間を提供するカフェ・バー・レストランで。

「歌っていて楽しい」は歌唱者の想いで、それは「音楽していて楽しい」と換言できたりされたりします。次の(と言っていいと思うのですが)ステップととして、「音楽でひとを歓ばせることができて楽しい」「感動を与えることができて楽しい」という段階があると思います。
究極的に、音楽で食べていける「プロ」がいます。
今回、「歌っていて楽しい」ということが、いかに、どれだけ多面的なものであるかを思い知らされました。

それらできる限り多くを知った上で、

驕らず卑しまず、

言わば自分のホームで、自分のできる音楽を全うしたい。そう思います。

Trick or sing.
Happy MEA, happy halloween!

2016.10.23 18時半~30分、 名古屋市中区大須のcafe&restaurant『Classic』さんにて、 「コーラスナイト ~秋に染まる合唱の夕べ~ 」 という場で、団員うち13名が演奏してきました

本日18時半~30分、
名古屋市中区大須のcafe&restaurant『Classic』さんにて、
「コーラスナイト ~秋に染まる合唱の夕べ~ 」
という場で、団員うち13名が演奏してきました。
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こんなイベントでした。

お店の玄関
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ゲネ風景
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《演奏曲》
・Amazing Grace
・Wolfgang Amadeus Mozart 「Ave verum corpus」
・日本の唱歌 「旅愁」 「赤とんぼ」 「紅葉」 「われは海の子」 「汽車ぽっぽ」
・北川 昇 「ここから始まる」
・Ralph Manuel 「Alleluia」

チーム全員の写真
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ピアノ伴奏:加藤さやかさん

演奏中右後方から
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人前で歌う場面ってステージ以外であるかなと思ったんですけど、まずないんですよね。今回、お客さんとのスペースが一体化していたからか、本番、歌っててなぜか感傷的になってしまって、、
生きる意義は必ずしも論理的である必要はないんだと。
自分に生きていることの迷い、というところまでは行っていないのですが、歌っていて、というかVoxMEAが歌っているのを後方から見てて、

「VoxMEAで生きてて今、この歌でいいのか?
この歌でいいんだ」

って強く思いました。

その後もう2曲、
・afroamerikanisches spiritual
・Jingle Bells
をclassicの演奏者さんによる楽器演奏ステージでのコラボ演奏も行い、最後は大地讃頌を、それはそれは気持ちよく歌わせていただきました
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