2017/1/21

大寒を迎えた女性会館。
三善 晃『五つの願い』より 「子どもは・・・」
DSC_2643

各パートのソルミゼーションを全パートで体感してから、その移動ドのまま歌ってみましたところ、
音源を聴いてきているにも関わらず、、
歌詞で歌えていないにも関わらず、、

この曲の和声の素晴らしさを体現した、または掘り起こした感覚、、
それをこの世で最初に、という錯覚、。

「どの楽譜も、この世で最初に自分が歌うのだ、という神聖な気持ちで」
と4年前の全体連絡で言ったことがあります。
自分でハーモニーを具現化する一端を担えた最初の悦び、ここから仕上げていこうとすると時間がかかっていくわけですが、曲に対する自分の新鮮な謙虚さを絶やさぬよう、自分をしっかり持っていきたいと思います。

続いて後半は、Mendelssohn 「Richte mich, Gott」
DSC_2645

男女が交互に歌う箇所で、移動ドで便宜的に読み替えることによりそれぞれ異なった調で進行していることがあったり、そもそも指揮者は移動ドを音がとり易いようにdurで行うようにしているとか、今回の練習で発見がありました。

当週は、「世界を変える」 というワードが頭の中をグルグル回っていました。個人的な話で恐縮です。
爆発的に絵本が売れているという作者の、お金の奴隷解放宣言。アメリカ新大統領の就任式。
新しい価値観というか、価値観を組み替えていくというか。得られることは、自分を卑下・否定せずに、丁寧な自分の振り返りの中で、
どういう心持ちでおれば周りに気を配れたか、
どういう取り組みで臨めばより効率的であったか、
という、自分の中の世界を、少しでも改善していかないかなければということです。
どっちも世界なので。

そして新入団、女声1名。
VoxMEA初の中学生団員です。

一方、MEAkidsは4家族
DSC_2644

2017/1/14

大雪警戒の女性会館。(練習帰りには積もっていました)
Kodaly method を用いて和声感覚を養う練習をした後、
Mendelssohn 「Richte mich,Gott」
小節の入り口でコードを確認。
DSC_2588

声のblending、前回お話しましたが、男女がペアとなり、他声部を歌っていく。通常の並びで自パートを歌う日は当分先になりそう。苦行の小旅行が続きます。

最後に30分弱、武満 徹 「小さな空」
ここでも男女ペア
DSC_2589

加速させない円運動が前提としてある上での、文章そのものの文頭と文末の処理を加味させた円運動。
よかったと思います。ハミングは、積み重ねてきたものを信じていく。

本日のMEAkidsは1家族。アピールする訳では決してないけど、前半から2時間近くの監禁はしんどかった。でもその分、歌を楽しめる人がいる。
DSC_2586

チームの勝利に貢献したいです。
アンコンキックオフ、やわらか温泉、4/2ブラス合奏、いろいろと取り組んでいきます

2017/1/7

明けましておめでとうございます。
女性会館での歌い初めです。
前半は、Mendelssohn 「Richte mich, Gott」

Oh, Mendelssohn…
Im Grünen,Auf dem See…
素晴らしさと道半ばさが(僕の中で勝手に)同居する、偉大な作曲家
DSC_2574


練習後半は、うれしむずかし武満の世界。「小さな空」

ブレンド…声のブレンド。
指揮者が演奏会明け、年初回に繰り返したこの言葉。
この作業をすることで、演奏会でできなかったことの埋め合わせをしたい。
僕もそれがよく分かった。
2015年9月の演奏会から1年3ヶ月余り。
「出会えた仲間と素晴らしい音楽を」
昨年末 2016年Xmasの演奏会を終えて。
「出会えた仲間と素晴らしい音楽を」
もちろんこれでいい。これしかない。
でもこう並べていくだけではできなかったこと。
振り返りの中に未来を見つけ出せることもある。

♪新入団、男声1名。よい音楽をしていきましょう。よろしくお願いします。

2017年、本年が皆様におかれまして素晴らしい1年となりますことを心からお祈りしております。
DSC_2580
混声合唱団VoxMEA

2016.12.24 演奏会イヴ

本番前日、今年最後の女性会館。
練習前には演奏会実行委員会での最終確認。
DSC_2530
明日、ご来場いただいた方にお渡しするパンフレットがチラッと見えていますが、明日、読むのが楽しみですね。
(エディター本人が写真でピースしてしまっているように、手前味噌ですが出色の出来栄えです)

1stから3stまで、またまた手前味噌ですがパッケージでよい構成になっていますし、どこを切り取っても楽しめる内容です。

DSC_2531

この場で通年にわたりいろいろと述べてきましたが、混声合唱団VoxMEAの面々がどんな感じで歌っているのかぜひ明日、観に、聴きにお越しください。
団員一同、あなたとの出会いを心から楽しみにしております

2016.12.17

演奏会1週間前。午後夜間練習。
午後は中村生涯学習センター。各曲のポイントをかいつまんで。
DSC_2518

夜間は、1週間後の本番と同じハコ、中川文化小劇場。演奏曲をさらっていく。
DSC_2528

男声の様子。
1481979368587

指揮者が、言葉があってフレーズがあってパラグラフがあって曲があって、という話をしました。図で示すと、
puffer
こんな感じでしょうか。森を見ないと木など見れない、というか。

この図を連想したとき僕は、一番小さい半円群が団員ひとりひとりのように感じました。
実際に手に手を取り合うことはなくとも連帯し、コンパスが記していく。
VoxMEAの放物線。

♪新入団、女声1名。多いとは言えない練習回数を経て、全ステージではないもののオンステします。
フレッシュなパワーも抱き抱えて、次の日曜日12/25VoxMEAの演奏会、お楽しみになさってください。
私たちも皆さんに会えることを楽しみにしております。以下、近未来予想図
DSC_2523

※衣装は着替えます

2016.12.10

本練前に港SGCにて少人数で練習
DSC_2497

さて女性会館。僕たちの3stを踏んでいく
DSC_2501


DSC_2503

打楽器 中村 新さん、雷鳴
DSC_2506

演奏会2週間前となりました。
VoxMEAが歌う各曲、各ステージ。
その日その時一瞬で過ぎ去ってしまう各フレーズ。

名前を付けてやろう。

新星を発見した人にだけ許される行為のように

2016.12.3

文責I

演奏会第1ステージの曲をメインに練習できる、実質ラストの日でした。
これ以降は、全ステージの曲を総ざらいしていくことになり、1曲1曲にあまり時間を取ることができなくなるので、大事な練習日となりました。

「歌心がある」とは、どういうことかを考えたときに、「メトロノームに合わせたような歌い方をせず、自由にフレーズを揺らして歌う」ということを考えがちですが、最初から好き放題に揺らしに行ってしまうと、出来上がった音楽は往往にして、とても独善的なものになってしまいます。

「楽譜上の音符をより細分化したビートを感じ、規定のテンポを忠実に守れるようになること。それができて初めてフレーズを揺らすことが許される」とは指揮者談。

ただ、その一方で「テンポに厳密なだけでは、音楽に魔法をかけることは出来ない」
…という印象的な言葉もありました。

DSC_2493

以前に、「守・破・離」という武道の心得を用いて、これも同じく指揮者が話してくれたことがありました。

規定のテンポという型を破っても、独りよがりでなく、謙虚で誠実な音楽として成立をさせるためには、まず大前提として型を学び、それを守れなければならない…

魔法をかけるためには、魔法使いになるための地味で地道な修行が必要。そういうことなのだと思いました。

今日のMEAkids
DSC_2492

2016.11.26

ふと見上げた名駅の夜空、ミッドランドスクエアの壁面イルミネーション、始まったんだ、、もうXmasだね。演奏会まで1ヶ月。
女性会館。ピアノ合わせ。3stから。
DSC_2488

コンクール全国大会や指揮法マスタークラスで研鑽の旅に出ていた指揮者が意欲的に振る。

この熱量、団の熱気を演奏会のステージで出せたら本物ですね、って言うか、出したい。そのための準備を怠らないようにしたいと思っています。

2stの「永久ニ」(読みは、とこしなに、です)
DSC_2489

「祈り3部作」と呼ばれているそうです。
迫真の、大人の雄(牝も)叫びをお聴かせしたいと思います。

ええと、
人は人から学びを得ていくのだと思うのですが、
一人の人生が変われば、周囲の複数の人生も揺さぶられる。
襟をピンと正して生きていかないかんな、と思いました。

テノールは本練前に、我が団のヴォイストレーナー三輪陽子先生によるパートヴォイトレ
DSC_2485
得たことをうまく伝えられませんが、
歌う際に自分で決めてしまっていることで不自由になっていることが多いのだなという気付きがありました。
あらゆる時において、「テクニック(が大切であるということ)は変わりません。」という一言も励みとなります。
心身が自由でいることでやっと、周囲に合わせられるのだということもよく理解できました。
また、それらを実践することがどれだけ難しいことかということも身をもって改めて知りました。

12/25の第8回演奏会では、シッターによる未就学児無料託児(若干名)を行います。詳しくはWebビラをご覧ください。
DSC_2487
写真は団内輪番託児MEAkidsの様子

2016.11.19

17時ぐらいからの、夕闇へのアッチェルが止まらない女性会館。演奏会実行委員会も大詰め。
DSC_2474
私たち混声合唱団VoxMEAの第8回演奏会はHP冒頭のWebビラにある通り、3st構成うち、

1,2stは未就学児入場不可
(3stのXmasステージのみ未就学児入場可)
とさせていただきます。

また、今回の演奏会では未就学児無料託児(若干名)を実施いたします。
詳しくは、㈱ポピンズまでお問い合わせください。https://www.poppins.co.jp/nanny/

さて練習。
Kodaly 「Szep konyorges」
DSC_2475

コンクール県大会時よりも高い位置に当てて、クリアに歌えたような気がします。

休憩中の男声コツコツ練
img_0527

Christmas is coming

永久ニやBusto 「O magnum mysterium」
DSC_2476

「1.5人称」

ひとりで一人称していては、たかが知れているのかなと、思います。
主・客を自分の中で共存させて、自分を否定したり肯定しながら歌い、そして生きたいと思います。

2016.11.13

日曜午後の強化練習。女性会館。
1st,3stを補強。
DSC_2446

First Noelの和訳を少々。
16世紀ごろの、イングランドの古いクリスマスキャロル。
東の空に輝く星の光は大地を照らし、昼も夜も輝き続けた、と歌います。
折しもスーパームーン。
人々はいつの世も天体に思いを重ねます。
DSC_2468

筆者は12日(土)に合唱団花集庵さん演奏会のお手伝いに行ってまいりました。
以前にも触れたことがあるネタですが、
合唱界では初演(委嘱初演)という言い方があるように、曲を「カバー」ばかりしています。
歌う人や時代が違えば、1曲として同じ歌にはなり得ない。そこに合唱の素晴らしさがあるのだと、ゲネを聴かせていただきながら思いました