2025/2/15

筆者は昨春〜夏、兼団チックなことしてて、クールジョワイエさん
https://choeurjoyeux.secret.jp/
にコンクール団員としてお邪魔していました。
最初、顔見せ冒頭、パートで円になって抱負を述べ合った中である団員さんから賜った言葉、忘れられないなー。
「人より大きい声を出さないこと」

本日のMEA練はちっちゃな部屋だったから思ったと思うんだけど、合唱には絶対、個々の適音量ってのがあって、それが適切であって初めて、アンサンブルの端緒になる。
アンサンブルはナマモノで、自分は変わらなくても、周りは変わる。頭数はもちろん、個々の体調とか曲々によってってのもあるし。よって、声とは自分が出すものであるにもかかわらず、

音量は自分で決められるものではない。

のです。アンサンブルに加担するには。

新栄の東生涯学習センター。
♪「寂庵の祈り」千原英喜
リップロールは鼻周りがカユイことカユイこと。

♪「この星に生まれて」「ある真夜中に」千原英喜
各「入り」で高い位置で出していかないと曲本来の表現ができない。という普遍的な姿勢が浸透してきているように感じる。しかしこれに完成形はなく、あくまで追い求め続ける取り組みこそが正解なのである。

裏で我が団ボイストレーナー三輪陽子先生による個人ボイトレ。練習中、30分に1名ずつ生贄のように全体練習の部屋を出て行きは戻ってくる、みたいな感じ。

あとは来月3月に3回ある藤森先生ピアノ合わせ練習のピアノ伴奏者が下見で見学に訪れている中で、最後に、

合唱団ういろう さん
https://www.willow-nagoya.com/?mobile=1
演奏会@矢場町のアートピア・ホール

の情宣。
ご盛会を祈念しております。

来週から3月いっぱいまで、東別院のイーブル名古屋でキミを待ってる。
もう3月だぞ。そろそろいいんじゃね?

2025/2/8

練習2回ぶりに東別院、イーブル名古屋。
♪「この星に生まれて」千原英喜

「声を一段階、成長させる」ための緊張感を、毎歌い出し毎歌い出し毎に持って声を出す、ってことです。

「音が取れていない、ってのは言い訳にならないので」
指揮者のアッパーカット。強烈でした。
(同じパートの、音が取れて)いる人に甘え、
(上記の人が欠席で)いないことにも甘え、、
ここからの逆襲。
指揮者に同じような指摘を繰り返させないように。団の限界を示す、そこはバロメーターかなと思うので。

練習最後は今月HBDsing。おめっとー。

up時にこの写真見て、癒されたわー。
次回はまた新栄に戻り、東生涯学習センター。

2025/2/1

先週が次回演奏会のちょうど1年前、ということで決起しようぜと指揮者と飲んでた店で延々流れていたのが、90年代の邦楽ポップソング。
年令的にビンゴで、ジュンスカ(イウォーカーズ)とかかかっていて、多様化でない時代を懐かしんでました。

我々合唱団たるもの、言うなれば「カバー」ばかりですよ。委嘱初演など我々MEAにとっては、悲しいかな縁遠い話となってしまっています。
ルネサンスやロマン派などのクラシカルな合唱曲に身を任せると、カバーなどという安直な表現は適切ではなく、四次元的(時と場所)にタイムスリップできて(した感覚に陥れて)、特にポリフォニーなんて歌っていますとね、その連なり合い,重なり合いに身を置くことで、中世の香りというか、至福の時間を噛みしめることができます。
ここ最近は千原やディズニーに取り組んでいますが、ルネサンスは切っても切れない、どころか切る気自体、毛頭ないと筆者は思っているのであります。


筆者近影(なんらかの写真はあった方がいいと思い、)

先週同様、東生涯学習センター。

♪「この星に生まれて」千原英喜
歌いつつ今時、「地球」と書いて「ほし」と読みがちだが、言葉は生きている、それでいいと思い聞かせながら歌いました。
男女の掛け合いを、アンサンブルで行わせる構成。

「あなた」を「愛した」から
この星に生まれてよかった。と歌う。

あなたにとっての「あなた」がいるとしてそのあなたに「あなた」と呼ぶことはありますか。
また、愛したものに「愛した」と伝えていますか。
曲がズルいのではない。
我々がズルいのだ。
曲の力を借りて言った気になっているのだ。
♪「寂庵の祈り」
「ある真夜中に」ともに千原英喜
これらも通し、これで組曲4曲すべてに手を付け、先週よりは進歩を感じた。
木と森の間にある「林」は見えた気がしました。

♪「美女と野獣」
「チムチムチェリー」
「Supercalifragilisticexpialidocious」
も通して、ディズニー関係は一旦区切り。
次週はイーブル名古屋です。

2025/1/25

イチロー氏が大リーグ殿堂入りを決めた際のコメントが印象に残った。
「でもそれ(能力)を生かすも殺すも自分自身だということです。自分の能力を生かす能力はまた別にあるということは知っておいてほしい」
MEAのポテンシャルを、決して卑下することなく、
そう、邁進せよと。
戦略性をもって取り組めと。
勝手に鼓舞されて新栄へ。
東生涯学習センター。
カデンツ。
今度は指揮者の
「包括しよう」という叱咤。
包括する。。なんて素晴らしい動詞。
状態と動きを両方表す動詞。

包括する側も包括されている側に包括されている。
という重層感。
それが実感として感じられて初めて、包括が成就。
包括できているか、できていないか、生涯探る作業。
確信をもって探る作業。

♪「チムチムチェリー」ディズニー
短調ソング。
プラス、歌詞に圧倒。
「煙と灰を共とする煙突掃除屋さん」
この脱炭素社会の到来は全く予見していなかったであろう。
もっと言うと、サンタクロースも銭湯ぐらいにしかない煙突を探すのが大変。
それはいいとして、深い。この曲は。
演奏会に、良きアクセント請け合い。

♪「寂庵の祈り」千原英喜
「音は出したらもう終わりなんだ」
また出た。指揮者の奥義。
瞬間を大切にせよと。
一音一音に責任を持てと。
一語一会。

3,960億年ぶりの惑星直列(ネットではいろいろ詳細が書かれているが、まあそこは)
が起こると言われているこの、2025年1月25日。
我々的に言えば、次回演奏会のちょうど1年前。
市井(しせい)のとある合唱団が、レガート必須の、かつはかなくも無形な、連続性を持った歌詞を大切につないでいくこと。
集中力,決定力により息吹が吹き込まれた言葉を、高いところで、という点も忘れずに、運び出し続けてやっと、やっと成立の一端となる。
幸せの質を高めなければならない。
もっと質の高い幸せをつかみ取らなければならない。

♪最後に、「ある真夜中に」千原英喜
木が見えていないから、森なんて全然見えない。そんな感じ。
組曲の冒頭のフレーズに、最後また舞い戻っていく構成。
それは分かっていると。
でも歌えて初めて理解なんだよと。
もっと歌い込まなければいけません。
次週も新栄、東生涯学習センター。

2025/1/18

イーブル名古屋。
ブレスしてメタモルフォーゼ。

♪「ある真夜中に」千原英喜
曲終盤に着手。
くちびる:物質的欲求
よろこび:精神的欲求
この対比が描かれている。
合唱を通して、詩に触れる貴重な機会を得ている実は。
かと言って、ここで現代が失ったもの…うんちゃらかんちゃらと論じるまで、まだ自分が曲の境地に達していない。
ただひとつ言えることは、数多く転調していく中で、
(言い換えると、人生が翻弄されていく中で、)
決してブレない己の確立をこの音楽は求めている。

♪「寂庵の祈り」千原英喜
筆者は先週の高校アンコンのお手伝いに行って、この曲の演奏を聴く機会がありました。
千原サウンド+寂聴の世界観。
こりゃ難曲だなとの認識でもって臨んだMEA練でしたが実際、歌って幸せになれるー、とかそんなきれいごとではないなって、人生を語るってことは。語れた気にさせるのがこの曲の魔力。

ここで先に、
♫新入団、男声1名。
12月から見学に来てくれて、音楽祭でも真摯に耳を傾けてくださっていました。これからよろしくねん。

あと、見学者も1名。
帰り道、指揮者と3人で金山まで歩きました。
入団ではなく今後、キミの力を借りる局面が訪れるかもしれない。ひょっとしてそうなったらよろしくねー。

最後の30分で、
♪「美女と野獣」ディズニー

年末の音楽祭でスパカリ組だった筆者は苦戦を強いられる。
しかも次回演奏会までの練習計画では、次にこの曲を取り上げるのは8月だって。マジでー?

(この文脈、考え抜かれた文章構成)
そうそう、その次回演奏会が決まりました!

我々、混声合唱団VoxMEAは、

2026年1月25日㈰午後に、
名古屋市の南文化小劇場にて、
第11回演奏会

を行います。
その演奏会に向けての団テーマを設けました。せっかくなんでご披露させていただきます。

「声を一段階、成長させる」

です。
勘違いしてほしくないのは、これはあくまで手段であり、
成長させ、て、
じゃあどうすんだと。
どうなりたいのかと。
個々の、団の、目標めがけて取り組んでいきたい。
練習の景色が変わった。

そういうワタクシ?
声を一段階成長させて、
音楽をより高いレベルで表現したい。
この一点。
揺るぎない。
揺るがない。

最後に情宣。

混声合唱団名古屋大学コール・グランツェさん
第47回定期演奏会

ここでまた示唆を筆者は得た。
グランツェさん、最終ステージが委嘱初演。1カ月後であるにもかかわらず、その楽譜がまだ来てないとか。
それをどうこう言うわけではなく、もちろん学生さんで、それ以前に全国レベルの大学合唱団。練習頻度や体制,圧力,エネルギー…精力的に委嘱初演をこなしていく。合唱界のトレンドだと感じる。
比較しては失礼だが、我々は地道にしかできない。一曲一曲、練り上げていきたい。
たといそれが、トレンドと逆方向であっても、全速力で一歩一歩を踏みしめたい。
そこに我々の音楽があるとの確固たる信念がある。

次週はと、おっと、新栄ね、東生涯学習センター。

2025/1/11歌い初め

イーブル名古屋で歌い初め。
息を吸ってー、吐いて。1拍。4拍。8拍。呼び起こされる体内所作。♪ゾゾゾゾーキ。
からだの中はワンダーランド
毎日続くパーティーだー(NHK Eテレ バビブベボディより)
と歌い出さないように気を付けつつ、カデンツァ。
カデンツァって何だ?調べると、日本では一般に、
・カデンツ(独語)
和音進行の終止形
・カデンツァ(伊語)
協奏曲やアリアの即興的独奏・独唱部分
ということで、訂正、カデンツについては、

聴いてる人がいて成り立つ。とすれば、合唱には2つの耳が必要となります。
『鑑賞してもらうこと』で演奏は、畏れながら申し上げますが、成立します。
「聴き手の耳」
もうひとつを練習中に見つけた。
「内なる耳」
アンサンブルに己を溶解させるため、
世のため団のため、です。

♪Supercalifragilisticexpialidocious
寂庵の祈り
ある真夜中に

♪見学者1名。
音楽祭も聴きに来てくださいました。次週決まりですね。
その次週は、
イーブル名古屋がキミを待ってる。
イーブル名古屋でキミを待ってる。

2024/12/28 VoxMEA第6回音楽祭

音楽祭、出し切りました。

出し切り過ぎたからかその後、全然言葉が筆者には降ってこなくてですね、年もまたいでしまいました。
が、しかーし、来年度の活動計画を清書してたら、ようやく力がリゲインしてきました。

年替わりが年度替わりでして、またいろいろ決めていったら載せていきます。

今年初回は1/11㈯、東別院のイーブル名古屋で会おうではないか!

2024/12/21

知り合いの、中学校の国語教師が
「最近の生徒は字が汚い。
書くことがないから」と嘆いていた。
しっかりするところはしっかりして、丁寧に生きていきたい。

冬至のイーブル名古屋。東別院。
来週、ここのホールで音楽祭やります。

◆団で塊で連続で歌うのは15時過ぎからです。
それまでは団員個々やグループでの発表の場となります。

とにかくその、音楽祭に向けての練習
Spiritual「This Train Is Bound for glory」
Spiritual「The Battle of Jericho」
「美女と野獣」
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」
Knut Nystedt「SING AND REJOICE」
Josquin des Prez「Ave Maria」
千原英喜「愛から悩みが生まれ」

Ave MariaではやっぱG1最高だと筆者はひとりごち、
千原では、ブレスで愛のささやき方というか、piuPの愛の吐息をコントロールできる気がした。うすい水色だったりうすいピンクだったり。

筆者は流行り病で蟄居していた際、お家の、まんが日本の歴史を読み、日本史に興味を持つようになった。その点、NHKはその理解を助けてくれる。
スペシャルドラマ「坂の上の雲」(再放送中)で正岡子規(香川照之)は、
(病床に臥し続けている自分にとって)
「世界は深い」
と言った。衝撃だった。

広さばかり追いかけて来やしなかったか。
世界は、広い、としか思って来なかったよー。
身の丈を超えて、歴史について述べるつもりはない。
広さ、を追い求めるが故に蹂躙してきたものがあったように思う。
一人ひとり見聞きしてきた中で思うところがあると思うが、
「深さ」の視点で世界を見てみるのはどうだろうか。
広さの前に自失せずに、深さでモノを見てみる。

VoxMEAは年末が年度替わりでして、練習の最後に時間とって行った(最近、行う、を、行なう、と記してあることが多くなってきてる。言葉は生きていると実感)、次年度のスタッフ紹介の中で筆者はそのようなことを思い、語った。
比べることはしない。
合唱団という人間の塊で同調し合って歩んでいく一本道。
そんなに多くは間違わないだろうと。
例えそれがトレンドとは逆方向であっても、そう、
信じた道を、結果的に「正」、とするためにも全速力で走っていきたい。
見るならベクトルを見てほしい。ぐらいの勢いで。

↓写真は来年への展望を語る指揮者。

それと、音楽祭の打ち合わせ。
終わって建物出たら、外は雨。ひぇー、だった。

2024/12/14

上前津下ル、中生涯学習センター。
音楽祭まで中1週。
実感を持って歌いたい。その一心。
金澤みなつ先生とのピアノ合わせ。

♪三善 晃「雪の窓辺で」
この一年間を振り返るソングを歌ってる時、
もうすでに来年を感じながら歌っている自分がいる。実生活においては今年とか来年、ていう区切りは大きい。
また、曲のつくりが、あらゆる心持ちに応じるものになっている気がしてしまう。
時の過ぎ行くのを憂ってばかりの人も実際いるだろうし、別になーんも感じない人もいるだろう。
我々の演奏や活動で、それらの人を結果的にハッとさせられたらいいと思う。
でもそれにはまず自分が思いっきり生きること。
生きるべきであります。

信長 貴富「未来へ」(詞 谷川俊太郎)
piuFの覚醒感。

千原 英喜「愛から悩みが生まれ」
愛を歌い、語るためには団員の人生スキルアップが余儀なくされてる。

名田 綾子「冬の陽ざしの」
ラス前のGrandiosoの、来た━って時に見える未来。

最後に、「美女と野獣」
「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」

♫入団1名。見学者1名。
入団者は団的にはだいぶ久々です。

この世の中の、名古屋の合唱団を探している人へ。

愛知県合唱連盟のホームページの加盟団体、から飛んで来てる人が多いと思います。
自分で言うのもナンですが、だいたい合唱団ってXとかインスタとかやってると思いますが、それのワンつぶやきぐらいでだいたい終わっちゃってる感、あるんですよね。
こんなねー、自分の所感や意見を述べて、毎週毎週ワーワーと息遣いモロでブログ書いて、ホームページで勝負してるとこ、今時めったにないですよ。
だからボクも、Xの閲覧され件数を気にするの辞めます。

年末の12/28に音楽祭という、演奏会とは違う、個々団員のスキルアップ披露の場があって、それが終わったら来年に向けてですよ。
8月のコンクールと、2026年頭に自主演奏会を考えています。
それに向けての道程にまず一歩を踏み出す。

ココです。来るのは。