合唱をしている人にとって『どうしたらもっと上手く歌えるか』という課題は、永遠の命題というか、個人的には、このことを意識しなくなった瞬間から実力が停滞~下降していくと思っています。
万人にオススメできる『どうしたらもっと上手く歌えるか』を解決する最良の手段は、『ボイトレを受けること』だと思います。歌のプロに自分の声を直接聞いてもらい指導してもらうことは、自分の声の課題を浮き彫りにして、どうすれば良い声が出せるかを理解できる機会だと思います。
さらに VoxMEA は中村先生に声を見てもらえるという、普段は当たり前に思っていますが、非常に貴重な機会を得ています。…というわけで、全力で中村先生のボイトレを受けることを推奨するのですが、残念ながら個人ボイトレは 5/8 の練習でとりあえずお終いで、次は 8/21 なんですね。5/22 に中村先生の全体ボイトレが予定されていて、ここは合唱祭前の非常に重要な機会だと思っていますが、全体ボイトレではなかなか個人の声は伸ばせないわけで、この辺りはまた書こうと思います。
ボイトレが受けられない以上、自分なりに課題を把握して、解決策を理解するしかないわけで。昔は教本を読むくらいしか手が無かったのですが、最近はGoogleで『ボイトレ』で検索するとエライくらい引っかかるので、自分なりに良いと思ったサイトを紹介したいと思います。今回は割と初心者が読むと良い、歌の基礎が学べるサイトです。もちろん中・上級者にもオススメです。
・広瀬香美の大人の音楽の時間
第11回 腹式呼吸で、美声になろう
第12回 実践 美声レッスン1
第13回 実践 美声レッスン2
第28回 鼻歌レッスン(前編)
第29回 鼻歌レッスン(後編)
歌手ってきちんと良い声を出すためには、どのような体を作れば良いのかきちんと理解しているんだなと分かります。笑顔を推奨しているのも良いと思います。練習でも笑いがあるとモチベーションが上がりますしね。表情から良い声を作る手法はアリだと思いました。
・下手だった奴が上手くなるためにした練習
日々の心掛け・ウォーミングアップや基礎作り
歌う時の姿勢・脱力・吸気
複式発声(呼吸) 【動画有り】
2ちゃんねるのカラオケ板のまとめですが、かなり秀逸な中身です。ちゃんと歌をうまく歌うために必要なことが書いてあります。
中にはちょっと難しい内容もありますが、理解できる範囲で実践するだけでもかなり上手になると思います。VoxMEAってカラオケが好きな人・苦手な人、両極端な感じだと思っているんですが、苦手な人はぜひ読んでもらって、カラオケ大会で成果をお披露目してほしいと思います。って書いていたらまたカラオケ大会やりたくなりました(笑)。
2010 G1:Ne timeas, Maria の背景 (3)
“Ne timeas, Maria” の解説をしているサイトが無いかとずっと探していたんですが、全然無いんですね。唯一見つけたサイトは英語でした(涙)。頑張って翻訳したので、ヘボいのを見逃していただき、間違っていたら優しく突っ込んでいただけると助かります。
http://www.answers.com/topic/ne-timeas-maria-motet-for-4-voicesの訳
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天使に触れられることは素晴らしいという20世紀のイメージとは逆に、聖書では天使の訪問は恐怖を想起させました。しばしば、天使は最初に「怖がらないでください!」と言ったに違いません。だから、乙女マリアの前に現れた大天使ガブリエルは “Ne timeas, Maria.” と話し始めます。
このルカ書(1:30-32)による詞はマリアへのお告げの祝日(3月25日)に、第2晩鐘のための応答歌として、カトリック教徒の礼拝式を誇らしげに飾ります。この詞はトマス・ルイス・デ・ビクトリアの最初のモテット集(1572)で喜びに満ちた4声の曲として公表されました。
この典型的な対抗改革期の作曲家は、1605年のレクイエムやテネブレレスポンソリウムに見られるように、深いカトリック信仰・純潔性への献身・物悲しい響きで知られています。しかし、このモテットは違った角度でこの作曲家を照らしています。彼はお祝いの名目として受胎告知を扱いました。彼は明るいイオニアンスケール(Cメジャーに変換されている)をこの曲に選んでいます。この調は他に “Missa Trahe Me, Post Te” しか使われていません。初めの句では、8声の “Ave Maria” のように、最高位の声部の “Ne timeas” がグレゴリオ唱歌の上昇表現を引用しています(この4度の上昇はこのモテットの中ではしばしば出てきます)。
この作品の約3分の2に達した場面で、すべての声部が半終止になり、全休止となります。そして詞の続きで、天使がマリアのお腹の子は「いと高きお方の御子」と啓示する際に、強い色彩の和音の入りから直接モテットの頂点に導かれます。
“altissimi”では、各声は高い音への跳躍をします。ソプラノでは、この跳躍は4度の一般的なものから5度に広がり、そしてこの作品中の最も高い音程に到達します。この表現は一般的な手段かもしれませんが、ビクトリアの手によっては、ソプラノは最後のカデンツに向けて徐々に緊張感からの開放が続き、生き生きとしたアーチをお祝いのモテットに与える下3声の中で次第に消えていきます。
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技術的な内容が入った文章を翻訳するのは本当に難しいです。読み手に対して『この人は書き手の伝えたいことを理解しているんだ』と思わせるくらいの、読む力も書く力も不足した文章ですが、まあ頑張ったのでヘボいのを(以下略)。訳していたなかで色々と調べ物をしたのですが、そこで分かったことを紹介したいと思います。
・訳していて分かったこと、その①
イオニアンスケールを知りませんでした。検索すると色々出てきますが、元は教会旋法のことです。教会旋法って、はるか昔に聞いたことがあったような気がするけど忘れてました。やっぱりWikipedia が詳しいです。これを読めば一部の方はアンコンでやった”Super flumina Babylonis”の終止形がなぜ『フリギア終止』っていうか良く分かります(知っとけば良かった)。というわけで参考ページです。以下のページを読んでおくとルネサンスがより楽しくなると思います。
教会旋法の基礎
http://www.mab.jpn.org/lib/exp/cmodes/basis.html
教会旋法(church mode)の試聴
http://www.animato-jp.net/~se/scale.html
・訳していて分かったこと、その②
半終止を調べていて面白いサイトを見つけました。半終止というのはWikipediaに書いてある通り“Vの和音(ソ・シ・レ)で終止するもの。ある程度の区切り感はあるが、終止感は全くない。小さな段落の終わりに用いられる。”という和音です。半終止かどうかを聞き分ける練習問題が音楽検定の4級にあるのですが、他の問題もあわせてけっこう面白いです。3級以上は練習問題が無いので分かりませんが、自分の音楽に対する理解力を楽しみながら向上させる良いきっかけになるのではと思います。
2010 G1:Ne timeas, Maria の背景 (2)
ちょっと脱線しますが、練習でルネサンス期・ゴシック期の作風について指揮者から話されることがたまにあります。作風について理解をして演奏することはなかなか難しいのですが、ちょうど今回演奏する “Ne timeas, Maria” の情景である『受胎告知』の絵画の変遷について紹介されているページがありましたので紹介します。「受胎告知」の変遷 ルネサンスからバロック風へ
同じ題材でこんなに表現が変化するんですね、人々の価値観が変化していった激動の時代です。歌も絵画と同じように、成立した時代背景を理解することで価値を上げていこうと思いますので、こういったことを調べて面白いものがありましたらどんどん紹介していきたいと思います。
*今回紹介した方は他の記事も面白くて読んでたんですが、最近更新されていないのが気になっていたら、亡くなられていたそうです。ご冥福をお祈りします。
2010 G1:Ne timeas, Maria の背景 (1)
今年のコンクールでは課題曲として G1 : “Ne timeas, Maria” (Tomas Luis de Victoria)を演奏します。普段の練習では音楽の質を向上させようと頑張っているんですが、音楽が成立した背景や詞の内容について深く理解しようと調べてみました。
【詞の内容について】
歌詞について調べてみると、ルカによる福音書 1:30-1:32 によるということが分かります。引用元 : Wikisource
御使が言った、「恐れるな、マリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。
見よ、あなたはみごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。
彼は大いなる者となり、いと高き者の子と、となえられるでしょう。
ルカによる福音書のこの辺りの情景は『受胎告知』というそうで、Wikipedia ではその内容がさっくりと書かれています。
受胎告知(じゅたいこくち)はキリスト教の聖典である新約聖書に書かれているエピソードの1つ。聖告(せいこく)、童貞聖マリアのお告げ、生神女福音(しょうしんじょふくいん)とも言う。一般に、処女マリアに天使のガブリエルが降り、マリアが聖霊によってイエスを身ごもることを告げ、またマリアがそれを受け入れることを告げる出来事。
淡々と書かれているわけですが、実際にどんな情景だったかと調べてみると、教会ではこのように説かれるようです 。以下、国立のぞみ教会説教要約より。
いわゆる「受胎告知」と呼ばれる場面である。天使ガブリエルは神にマリアのもとに遣わされ、「おめでとう(Rejoice)、恵まれた方。主があなたと共におられる」とあいさつをした。しかし、言うまでもなく、婚約者ヨセフの知らないところで妊娠するということは「喜びの知らせ」というものではなく、悲劇的な告知であり、理解しがたい知らせであった。
こういうモテットはラテン語の歌詞なので、言葉の意味も良く分からず、背景となるキリスト教の物語も知らないので、淡々と歌いがちなのですが、調べてみるとこういったドラマチックな情景なんですね。
【作曲者について】
Tomas Luis de Victoria (トマス・ルイス・デ・ビクトリア)は後期ルネサンス期の作曲家で、やはり Wikipedia で詳しく書かれています。
ビクトリアは対抗改革期のスペインで最も重要な作曲家であり、後期ルネサンス においては最もすぐれた宗教音楽の作曲家である。ビクトリアの作品は20 世紀に復活を遂げ、近年たくさんの録音が制作されている。数多くの評者がビクトリア作品に、神秘的な烈しさと、直接に感情に訴えかけてくる特質を認めている。これらの特徴は、見方によっては、ビクトリアの偉大な同時代のイタリア人、パレストリーナの作品には見当たらない。パレストリーナ作品は、技術的には申し分ないが、情緒的には超然としているからである。
引き合いに出されているパレストリーナがちょっと可哀そうな感じですが、個人的にはどちらの曲も素晴らしいと思います。対抗改革は、ルターによる宗教改革の反動・反省で発生したカトリック教会内での改革で、教義と信仰の見つめ直しを行ったのですが、その辺りもやはり Wikipedia が詳しいので気になる方は調べてみると良いかと思います。
コンクール練習、その後中村先生との打ち合わせ
現在、VoxMEA ではコンクールに向けた練習を行っています。
コンクールは以下の曲で臨みます。
【課題曲】
G1:Ne timeas Maria (Tomas Luis de Victoria)
【自由曲】
合唱組曲「五つの童画」より Ⅳ.砂時計,Ⅴ.どんぐりのコマ (三善 晃)
この日は “Ne timeas Maria” と “どんぐりのコマ” を練習しました。
課題曲の練習では指揮者をちょっぴり怒らしてしまいました。『曲の入りがブレる』・『フレーズの切り際が悪い』等々、別に悪気があってやってるわけでは無く、技量が無いためでもあるのですが、曲に対する集中力が欠けていたというせいもあったと思います。実際、指揮者の話を聴き逃していたこともあったし、普通にやり直すと出来るようになったりしたし。多分指揮者も分かって、集中力を無理やり高めるためにちょっぴり怒るという手段を採ったハズなので、今度からはより集中して臨もうと思いました。
この日はゲストとして団員夫婦の赤ちゃんも参加しました。”どんぐりのコマ” の fff (=絶叫) を聴いても泣かなかったな~。
練習後は中村先生と食事兼打ち合わせ。来年(再来年?)に予定されている中村先生プロデュースのイベントについて話をし、VoxMEA も参加させていただくことになりました。まだ企画段階なので、具体的な日程や内容は未定ですが、大体のイメージは固まったので、そろそろ委員会を立ち上げようという話にまとまりました。
ゲームでアカペラアンサンブルを聴く
*個人的かつかなりマニアックな内容なので興味のある方のみどうぞ。
ゲームをしていると、たまにBGMでクラシック音楽を聴くことはあると思います。
ただ、ゲームをしていてルネサンス期のアカペラアンサンブルを聴くというということはなかなか無いと思います。そんなめったに無い機会があったので紹介します。
ちょっと前なんですが、Civilization 4というゲームをやってました。文明育成系のシミュレーションゲームで、クセがあるんですが好きな人は病的にハマってしまうという、そんなゲームです。
そんなゲームをやっていると、あれ…?『El Grillo』が流れてる…??って、まさかゲームで『El Grillo』を聴けるとは思いませんでした(『El Grillo』はVoxMEA 第1回演奏会で歌った曲です)。
他にもいろいろ流れていたのでサウンドトラックを調べてみると、いっぱいあったので紹介します(リンク先で試聴できます)。
Miserere mei Deus (Gregorio Allegri)
Missa Et ecce terrae motus (Antoine Brumel)
El Grillo (Josquin Des Prez)
O mors inevitabilis (Jerome Vinders)
Alma Redemptoris mater (Orlande de Lassus)
Intemerata Dei mater (Johannes Ockeghem)
Missa ‘De plus en plus’ (Johannes Ockeghem)
Missa Papae Marcelli (Giovanni Pierluigi da Palestrina)
Media Vita (John Sheppard)
他にもグレゴリオ唱歌とか入っていました。中世の音楽って古楽アンサンブルもあるんですが、申し訳程度に入っているだけでほとんどアカペラです。
以上、ルネサンス期のアカペラ好きという、マニアな人達がマニアックなゲームを通じて繋がるという稀有な事例の紹介でした。
これで “Missa Papae Marcelli” を知り、アンコンの選曲に出したものの落ちてしまい、でもルネサンスをやろうという風潮になり今に至るという流れになったのを思うと、人生って何がきっかけで変わるか分からないなと思います。
愛知県ヴォーカル・アンサンブルコンテストの講評
審査員の講評をまとめていただいたものをアンコン参加者用ホームページにアップしていただきました。アップされた方の許可を得ましたのでここにも載せます。
ありがとうございます>猪岡さん
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全体の講評
新実真琴氏
ステージに出てくる瞬間から曲に対する愛情を感じさせて堂々と表現してほしい。
楽譜を正確に読みさえすれば、作曲者の意図がわかり、歌を作り上げていくことができる。あとは、アンサンブルをするときに、その団体に合った解釈をしていくことが必要。たとえばアンダンテは「歩く速さ」だが、子どもの歩く速さか大人の歩く速さか、というように解釈には幅がある。そのメンバーでどのような響きを目指すのか、なぜそのメンバーで歌うのか、などの要素もよく考えると、どう表現するか見極めることができるのではないかと思う。
大下久美子氏
見ていていいなあと感じさせられたのは、メンバーがお互いの表情を見ながらお互いの息を合わせて歌っていた姿。発声についてもっと研究した方がいい。声楽というのは自分の体を知り、自分の体を楽器にすること、自分自身を知っていくこと。それには姿勢が大切。
審査員個別講評用紙 (紫苑)
永友博信先生(合唱指揮者)
発声・音質 B
音程・ハーモニー B
音楽性 B
選曲 A
声の使い方はとてもいいけれど音程が定まらないためにハーモニーが安定しない.
ポリフォニーの性格付けが今ひとつ.対位的なパートの関係をもっと強調した方がよくなります.2曲目も同様に音程をパーフェクトに.女声の音程をもっと気をつけて欲しい.脱力は必要だが音がぬけてはダメ.
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アンコンは個人の役割が大きいので、講評の内容も直接自分のことと感じます。
個人的に、ルネサンスで金賞を獲るのが今後の目標です。そうすることが音楽にもっと真摯に向き合って、自分の能力を伸ばす強い動機付けになると、今回のアンコンで感じました。
愛知県ヴォーカル・アンサンブルコンテストの結果
愛知県ヴォーカル・アンサンブルコンテスト【演奏順】
『紫苑』:銀賞
・O quam gloriosum est (Victoria)
・Super flumina Babylonis (Palestrina)
『うっちゃりイレブン』:銅賞
・Ave Maria (Busto)
・たっけだっけの歌, 歩くうた (信長貴富)
以下はアンコンの翌日、書いた内容です。いま冷静に思い起こすと色々と思い返すことがあります。
昨年の感想では『悔しいですっ!』と冗談っぽく書きましたが、
今年は冗談も出ないくらい本当に悔しかったです。
演奏終了~講評~審査結果発表の間は、このメンバーでここまで良い音楽が作れたという達成感、それでいて、まだもの足りないという、色々な感情(達成感・悔しさ・諦め・達観)が渦巻いて、気持ちの整理がつかないまま、ただただ、呆然としていました。
参加者と、聴きに来てくれたみんなで全体撮影。わざわざ聴きに来てくれたみんなには感謝の気持ちと、成果を出せなかった申し訳なさでいっぱいでした。本当に来てくれてありがとうございました。
以上、思い起こすと熱くて青いです。ストレートに思ったことを書いたのですが、こんなにわだかまった心情を書きつらねたのは久々で、それだけ全力でアンコンに臨んだ証拠だと思っています。演奏をアップしましたので、ぜひお聴きいただき、ガシガシご意見・ご感想をください。いただいたご意見・ご感想と、この日の気持ちを肥やしにして来年に繋げたいと思います。
『うっちゃりイレブン』は合唱に慣れていない人がほとんどで、初めてアンコンに出場した人もいました。打ち上げで彼らに話しを聞いたところ、今回の結果に凹むどころか、むしろ心から合唱を楽しんでいるように感じました。
凹みを知らない新人からモチベーションを吸収して、来年はもっと凄い演奏をしてやろうと決意しました。良い打ち上げでした。
Bach “Jesu, meine Freude” 公開録音演奏
公開録音の演奏を過去の演奏にアップしました。
Bachの手強さ・難しさを痛感した公開録音でした。
もしよろしければ、ダウンロードしてご意見・ご感想など
お聞かせいただけると嬉しいです。
春合宿
ちょうど桜の時期に合宿を行いました。
練習はコンクール自由曲である三善晃作曲“五つの童画”より『砂時計』・『どんぐりのコマ』の基本的事項の確認、音取り、アンサンブルを中心に行いました。
結構難しい2曲の初練習でしたが、参加者の集中力が半端なかったせいか、この2日間の練習でかなり煮詰めることができました。2,3年前のコンクール直前合宿くらいの緊張感があったように思います。
今年の合唱祭ではこの『砂時計』も演奏するんですね。いつもは力を抜いた選曲でしたが今年はガチンコモードで、同じ愛知県で合唱をやっている方々に対して、十分に披露するレベルの演奏をできるんじゃないでしょうか。
…なんて大口を叩いてしまいましたが、コンクール県大会に向けて、例年より充実した演奏をしていけるんじゃないかと、とても楽しみです。