アンコン練 チームtutti 2017/3/4

文責:ushipoco

3月4日 昭和生涯学習センターにて、全体練習の前にアンコンチームでの練習を行いました。
まだなかなか通りませんが、曲の雰囲気を確認してから歌詞付けを行いました。

まずは一曲目。ウムラウト、語尾子音に苦戦しながら、音に言葉を当てはめていきます。さて、どの言語でしょう。
曲推薦者の和訳による解説を挟みながら、一通りさらうことが出来ました。
この言葉を見て、作曲者はなぜこの音を、和音を、音形をあてたのか。深く考えさせられる瞬間でもあります。
今回、短母音、長母音、超長母音については、あまり触れられませんでしたが、今後の練習の中でしっかりと取り組んでいきます。

続いて2曲目。アクセント位置に気を付けながら、こちらも言葉をつけていきます。
演奏によって発音が違うこともあり、どの発音が正しいのかを検討していきます。
耳にする機会は多いですが、ネイティブのいない言語ということで、参考資料が少ない言語であるともいえます。

曲に言葉をつけ、血の通った音楽を目指して、練習していきます。

2017/3/4

女性会館での練習。
発声時はうなじを意識。女声も男声も。
背中を意識できるし、頭部も意識できます。

そして、伊藤康英 交響詩《時の逝く》へ突入。

ベース、ガンバやで!

母音を揃える=まず口形を揃える、ということなんだと改めて思う練習でした。

この時代に生きるボク達にとって、幸せって何だろうと想いつつ、また、歌がうまくなりたいと思いながら、口形を揃える作業を続けました。
「はるべに」って春辺に、何度も何度も繰り返しながら。
近道って、一単語ごとに積み重ねていくことなのか、曲の構成や背景から俯瞰的に捉えることなのか、そもそも近道なんてないと知りながら。
客観的にどう見えるか、を突き詰めすぎると音楽的に表面的になってしまう気もします。そこは以前に触れた1.5人称を意識して。

出会いがあれば、別れもあります。そういった世の理を痛感しながら、転勤で名古屋を離れる友へ「サリマライズ」

歓送会、その名を「Zutto会」

またひとつ大きくなっていきたい。
4/2(日) 合唱団 花集庵さんとともに出演する、『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』に向けて焦りつつ。

 

アンコン練 2017/2/25 tutti←チーム名です

文責:ICHIpoco

2回目の練習。昭和生涯学習センター。

この日は楽譜に階名を振って歌いましたが、その前提として、「階名唱をやる意味」を考えました。

その曲を支配する音階(スケール)を知り、その構成音それぞれの役割・性格・取るべきピッチを理解する。それらの音が連なってできた一つのスケール「ドレミファソラシド」の中に、文章で言うところの「起承転結」を感じられるようになる。

その上でもう一度楽譜を見ると、一つ一つの音が、流れの中でも決しておざなりにできない大事なものに思えてきます。

それは、「鍵盤で弾きながら、それを耳コピして音を取る」という方法では絶対に辿り着けない領域です。
理解できない・面白みが感じられない人には、地味でつまらない作業になってしまいますが、人の心を打つ音楽をするために避けて通ってはいけない部分だと思います。

これから、テキストや曲想についても考えながら練習を進めていくことになると思いますが、その中でも必ず一つ一つの音への配慮を忘れない、謙虚な姿勢で、tuttiというチームの音楽を形作っていきたいと思います。
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tuttiの皆さん、頑張りましょうね!👍

2017/2/25

女性会館での練習。
伊藤康英 交響詩《時の逝く》
エ母音のときは意地でもおでこを前にせり出します。
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あした の「あ」とか、頬 の「ほ」とか、「ひ」「か」「り」全部 輝かせるには とか、くれて の語頭ウ母音の距離とか、ゆうべ の語頭 Y の深さとか、都度いちいちチャレンジ。

Mendelssohn 「Richte mich, Gott」
団員への歌詞の読み聞かせ
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ウというかオというかの中間ぐらいの母音にrをつけてメロディーを歌唱。
(両頬に掌を押し当ててタテになる口形から出てくる声、実に感触がいい)
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母音の最大公約数を、(累積ならぬ)累乗していく尊い作業。全員がまとめる側にもまとめられる側にもなれるし、なり得ます。
要はライヴで現場で、意識を持てるかどうかですね。

武満 徹「小さな空」
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できない部分をなくしたいです。僕は中間部のヴォカリーゼ。円やバラバラに解き放たれてしまうと、途端にシュン(._.)と歌えなくなってしまいます。

最後の写真は、
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練習最後の全体連絡での僕の最後の一言を邪魔してくれるMEAkids

2017/2/18

訪れてしまったときよりも、訪れる前の気配 込みの方が、より強くその訪れを感じる、早春、女性会館。平日は寒く。

指揮者作の教本を元に座学でお勉強
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和声進行から作曲者の意図が読み取れます。

伊藤康英 交響詩《時の逝く》
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それを表現することが歌い手の使命とも言えます。
曲の背景に触れることで、音楽の楽しさ・素晴らしさが増します。

最後に少しだけ武満 徹「小さな空」
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そもそも「好き」というのは偶然知った情報の積み重ねにしか過ぎない という中で、
幸せだと感じた瞬間が、例えば今日、ありましたでしょうか。
気持ちというかを飼いならさずに、生きて、歌っていきたいと思います。

・・・練習後、次年度の展望、スタッフ会
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会計を済ますスタッフ陣

アンコン始動2017/2/18 tutti

文責:kaipoco

寒さの続く日々でしたが、各地で春一番が吹き、少しずつ春が近づいているなあと感じる今日この頃です。
そして”アンコン”の季節も近づいてまいりました。

4/15(土),16(日)伏見のしらかわホールにて、第24回ヴォーカル・アンサンブルコンテストが行われます。今年MEAからは11人のメンバーで16日の一般部門に参加することとなりました。

今日は第1回目の練習@中区生涯学習センター料理室で、チーム名と曲が決定しました!

チーム名「 tutti 」です。

トゥッティ。音楽記号で、「みんないっしょに」のような意味があります。「呼吸を合わせる」なんてよく耳にする言葉ですが、指揮者のいないアンサンブルではタイミングやテンポを共有するのに全員の呼吸を合わせるのがとても重要だと思います。11人全員が他の10人の呼吸を感じて演奏することができたら、きっとすごく良い音楽ができあがるのではないかなぁという期待を私はこのtuttiというチーム名に託しています。

曲は2曲歌うことに決まりました。今日は3曲の候補から2曲に絞っていく話し合い。好き嫌いは一度置いといて、どの組み合わせがベストなのか。全員の意見を交わした結果決定いたしました!何を歌うのかは、、、、お楽しみです。(また今度発表します!)

初回の練習は音とりでした。少しだけ合わせもしました。まだ形を成してはおりませんが、どんな風に仕上がっていくのか既に楽しみです。今日は8人だったので、11人揃って歌うのが待ち遠しい…!

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2ヶ月という短い期間ですが、チームtuttiがアンコンの舞台で皆様の心に残る散りざまを見せられるよう、精進してまいります!

2017/2/11

僕がイメージしていた、エンタシス調の建造物。
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名古屋市演劇練習館「アクテノン」での練習。

伊藤康英 交響詩《時の逝く》より、「時の逝く」(作詞:林 望)
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この曲は、4/2(日) 合唱団 花集庵さんとともに出演する、『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』で歌う曲です。
(本HP上部Webビラ参照)

途中、音が駆け上がっていくところで難しいところがあるのですが、
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うまく自分がハマって歌えた、と思えた瞬間がありました。
音的に問題なく、声の出し方も明るく。
自分が有機的にVoxMEAの音楽に組み込まれたというか。なんだか、驕らず卑しまず、フラットな自分をそこに見出だすことができました。

最後の30分で、演奏会運営面反省会。
「中川文化小劇場で、Xmas的な3st含むプログラム、構成➕シッター業者での託児サービス」というシチュエーションにおいては、できうるホスピタリティができた、実行委員会にしてもらえたと思っています。
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「自分は何もしていない」と謙虚に語る実行委員長。
おつかれでした。

練習後はその場で選曲委員会。
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次 何を歌うのが最適か、議論を重ねる。
今年は演奏会の予定はありません。でも年末には音楽祭を開きたいと思っています。

遅ればせながら次週、アンコンも始動です。

当週 練習休みで、やわらか温泉旅行 in 湯谷温泉 @ 旅館ひさご

2月第1週は練習を休みとしました。

で終わらずに、この場では、参加者でお出かけした温泉旅行の写真を少々。

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夜のお食事

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朝、旅立ち

飯田線の旅はとても貴重なもので、みんなとの語らいもたいへん楽しむことができました。

「歌があるからそれを歌う」のだけれど、そこに終始はしたくないなと思います。

また次回から取り組んでいきます

2017/1/28 (次週練習休み)

文責 U

@女性会館

実は今年4月2日 愛知県芸術劇場コンサートホールにて行われます、
『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』
に合唱団 花集庵さんとともに合唱パートに出演させていただきます。

本日はそのなかの演奏曲、伊藤康英 – 交響詩「時の逝く」を練習。
あまり機会のない吹奏楽との共演を楽しみに楽譜を開きました。

まずは、怒りの日-Dies irae
音が難しい…!旋律をなぞることもままならず、跳躍の音程を確認しながら一音一音進めていきました。
5度、4度、短3度は比較的スムーズに進めますが、増4度(減5度)、増5度、増8度!
テキストDies iraeに付けられた厳しい音を追ううちに、だんだんと曲の雰囲気が掴めてきました。
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休憩を挟んで、指揮者によるソルフェージュ・音律講習会。
まずは、d r m f s l t d とハンドサインを使いながら、主要3和音(トニック:T、サブドミナント:S、ドミナント:D)を行ったり来たりしてみました。
続いて、普段の練習でよく使われる、音の役割についての説明。
簡単な整数の周波数比から得られる調和音程に始まり、5度を積み重ねたピタゴラス音律、3度を積み重ねたミーントーン…そして、純正律。
これまで、音の方向性、という言葉を使っていましたが、すべて理論に裏づけされたものだと納得できたのではないでしょうか。
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そして、時の逝く
主要3和音を軸にした和声進行を確認しながらの練習。
和音の中での自パートの音の役割、フレーズの中でのその和音の役割まで考えながら歌えたと思います。
これからの練習で、曲の中でのフレーズの役割、交響詩の中での曲の役割にまで意識を広げていきたいです。

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本日は練習を早めに切り上げ、昨年末の演奏会について、音楽面での反省会。
VoxMEAの飛躍のために、
それぞれの歌い手の飛躍のために。

2017/1/21

大寒を迎えた女性会館。
三善 晃『五つの願い』より 「子どもは・・・」
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各パートのソルミゼーションを全パートで体感してから、その移動ドのまま歌ってみましたところ、
音源を聴いてきているにも関わらず、、
歌詞で歌えていないにも関わらず、、

この曲の和声の素晴らしさを体現した、または掘り起こした感覚、、
それをこの世で最初に、という錯覚、。

「どの楽譜も、この世で最初に自分が歌うのだ、という神聖な気持ちで」
と4年前の全体連絡で言ったことがあります。
自分でハーモニーを具現化する一端を担えた最初の悦び、ここから仕上げていこうとすると時間がかかっていくわけですが、曲に対する自分の新鮮な謙虚さを絶やさぬよう、自分をしっかり持っていきたいと思います。

続いて後半は、Mendelssohn 「Richte mich, Gott」
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男女が交互に歌う箇所で、移動ドで便宜的に読み替えることによりそれぞれ異なった調で進行していることがあったり、そもそも指揮者は移動ドを音がとり易いようにdurで行うようにしているとか、今回の練習で発見がありました。

当週は、「世界を変える」 というワードが頭の中をグルグル回っていました。個人的な話で恐縮です。
爆発的に絵本が売れているという作者の、お金の奴隷解放宣言。アメリカ新大統領の就任式。
新しい価値観というか、価値観を組み替えていくというか。得られることは、自分を卑下・否定せずに、丁寧な自分の振り返りの中で、
どういう心持ちでおれば周りに気を配れたか、
どういう取り組みで臨めばより効率的であったか、
という、自分の中の世界を、少しでも改善していかないかなければということです。
どっちも世界なので。

そして新入団、女声1名。
VoxMEA初の中学生団員です。

一方、MEAkidsは4家族
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