2017/3/31,4/1

文責:いたた

ついに4月になりました。
3/31と4/1続けて合唱団 花集庵さんとともに合唱パートに出演する 4/2愛知県芸術劇場コンサートホールでの
『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』の練習に取り組みました。

まず3/31は名古屋音楽大学にて初めてバンドとの合わせ練習を行いました。
楽器の迫力に圧倒されながらも、楽器との協調による音楽を作り上げることに取り組みました。
バンドとの旋律の受け渡しや、並走した音楽の流れを意識しました。

4/1はアートピアのスタジオで練習しました。
序盤はMEAの通常練習のように新曲
Pierre de la Rue: Laudate Dominum, omnes gentes
に取り組みました。
楽譜を広く見て、旋律の流れを意識しながら取り組みました。

中盤は合唱団 花集庵さんとともに前日の合わせにおける反省点を復習しました。
言葉の扱いや、入りのタイミングなどを確認しました。
子音のタイミングや、声色などは通常の合唱よりも厳密な集中が必要です。
楽器を演奏する際の注意点などの共有を目指しました。

終盤は愛知県芸術劇場のリハーサル室にて、吹奏楽と合わせて練習を行いました。
交響詩「時の逝く」作曲者の伊藤康英先生がいらっしゃり、曲への思いやそのメッセージについてご説明されました。
暗い出来事の中にも見いだされる、一片の光のような希望を持ちながら歌い上げたいを思います。

それでは、ついに本番
『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』
よろしくお願いします!

2017/3/25 & アンコン練 チームtutti 2017/3/26

女性会館での練習。
まずは新曲 Marek Raczyński「Dominus illuminate mea」

なんというか、ド→ソの5度の切れ味が痛快。ズバッとタマンナイスね。

そして後半は1週間後に本番の迫ったマスターズ・ブラス・ナゴヤの曲です。

なんだかここへ来て、いやもちろん、前の週のマエストロ練を経て堂に入って(でもなんか合唱的には、胴に入る、って感じがする。ブレスというか、落ち着いて腹に据えて声を出す、というか)、長くなりましたが、堂に入ってきたような練習でした。新曲Raczynskiへの取り組みも含めて。

20時からは、次年度のスタッフ改選を行いました。
上は40何才から下は高校生まで、若い部類の団としては幅広い年齢層が集まっています。それが継続に向けての強みだと、立候補演説にて新スタッフから聞かれました。よい音楽に触れ続けていれば、どんなに白髪が増えようと頭がハゲようと、保って合唱を続けられると思います。
2017年度も、混声合唱団VoxMEAをごひいきに!
といったところで、日付も替わり、翌日日曜日は我が混声合唱団VoxMEAの誇るヴォイストレーナー・三輪陽子先生による、アンコンチーム「tutti」のチームヴォイトレでした。

もうなんというか、it’s「magic」

it’s「magic」Ⅱ

ゲレンデシーズンの終わりに、昭和SGCでボーゲン(のスタイルでお腹への意識を保つ練習)の特訓。
その、やることやっているところから出される声は統制がとれており、チームとしてはそのよりどころから絶対に手を離さないこと。
三輪先生におだてられる場面があると、お気を遣われているな、まだ自分は全然なんだなと思います。
でも、
刹那的というか一過性なものとせずに、先生には各団員が過程を見せていきたいと思います。それが団とヴォイストレーナーとのよい関係、ひいては団の発展、声のいい意味での統制につながっていくと自分なりに理解しておると同時に信じているからです。

2週間後に控えた、花集庵さんとともに合唱パートに出演する 4/2愛知県芸術劇場コンサートホールでの 『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』のマエストロ練習 3/19@名東区役所講堂

表題の件、歌ってきました。
いつもより歌でよい反応ができて、よかったです。

「合唱団全員が草書でしたためた半紙を重ねてその筆跡がほとんどいっしょのような感じで」

というマエストロの一言で、今日 僕は生きていけます。


2017/3/18

女性会館での練習。
発声では、顔の前方、顔というか頭の中央、頭の後方、それぞれで声を出す感じ。うなじをが上に引っ張られる感じとか。graduallyに。

伊藤康英 交響詩《時の逝く》に続き、
三宅悠太「子守唄」。ソルミゼーションでは、自分で音符をスライドさせて歌います。
(僕個人的には1音、2音ぐらいで限界)
次に取り組んだ曲は団にとっての新譜、
信長貴富「こころよ うたえ」

初見をソルミゼーションで歌いきりました。
ひとり歌うこともできずに階名をふり続けながら、団の成長に目を細めていた僕をよそに。

明日は、2週間後に控えた、合唱団 花集庵さんとともに合唱パートに出演する 4/2愛知県芸術劇場コンサートホールでの
『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』のマエストロ練習。IMG_20170129_085330
幸せな時間を送りたいと思います。

2017/3/11

女性会館での練習。5名の見学者があり、また、全体的になんというか、いい感じの練習でした。

伊藤康英 交響詩《時の逝く》

来週の指揮者練習へ向けて急ピッチで進める。先週の団内叱咤が効いたか、だいぶんよくなりました。

武満 徹「小さな空」
この曲、ことごとく円運動で歌う練習をしています。

その円に磨きがかかり、球体になりつつあります。

透明な球体の中で幼い頃の自分がぐるぐるぐるぐる回っています。個人的にはヴォカリーゼも周りを聴いてよくなってきました。

そして新曲、三宅悠太「子守唄」

立原道造の詞に、ケレン味のない、新しい 三宅悠太のサウンド。その相性がなんともこころにくい。

裏ではMEAkids。
子連れ団員が交代で託児しています。

きょうは ひつじさんの きりきりえを つくりました

2017/3/4

女性会館での練習。
発声時はうなじを意識。女声も男声も。
背中を意識できるし、頭部も意識できます。

そして、伊藤康英 交響詩《時の逝く》へ突入。

ベース、ガンバやで!

母音を揃える=まず口形を揃える、ということなんだと改めて思う練習でした。

この時代に生きるボク達にとって、幸せって何だろうと想いつつ、また、歌がうまくなりたいと思いながら、口形を揃える作業を続けました。
「はるべに」って春辺に、何度も何度も繰り返しながら。
近道って、一単語ごとに積み重ねていくことなのか、曲の構成や背景から俯瞰的に捉えることなのか、そもそも近道なんてないと知りながら。
客観的にどう見えるか、を突き詰めすぎると音楽的に表面的になってしまう気もします。そこは以前に触れた1.5人称を意識して。

出会いがあれば、別れもあります。そういった世の理を痛感しながら、転勤で名古屋を離れる友へ「サリマライズ」

歓送会、その名を「Zutto会」

またひとつ大きくなっていきたい。
4/2(日) 合唱団 花集庵さんとともに出演する、『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』に向けて焦りつつ。

 

2017/2/25

女性会館での練習。
伊藤康英 交響詩《時の逝く》
エ母音のときは意地でもおでこを前にせり出します。
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あした の「あ」とか、頬 の「ほ」とか、「ひ」「か」「り」全部 輝かせるには とか、くれて の語頭ウ母音の距離とか、ゆうべ の語頭 Y の深さとか、都度いちいちチャレンジ。

Mendelssohn 「Richte mich, Gott」
団員への歌詞の読み聞かせ
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ウというかオというかの中間ぐらいの母音にrをつけてメロディーを歌唱。
(両頬に掌を押し当ててタテになる口形から出てくる声、実に感触がいい)
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母音の最大公約数を、(累積ならぬ)累乗していく尊い作業。全員がまとめる側にもまとめられる側にもなれるし、なり得ます。
要はライヴで現場で、意識を持てるかどうかですね。

武満 徹「小さな空」
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できない部分をなくしたいです。僕は中間部のヴォカリーゼ。円やバラバラに解き放たれてしまうと、途端にシュン(._.)と歌えなくなってしまいます。

最後の写真は、
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練習最後の全体連絡での僕の最後の一言を邪魔してくれるMEAkids

2017/2/18

訪れてしまったときよりも、訪れる前の気配 込みの方が、より強くその訪れを感じる、早春、女性会館。平日は寒く。

指揮者作の教本を元に座学でお勉強
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和声進行から作曲者の意図が読み取れます。

伊藤康英 交響詩《時の逝く》
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それを表現することが歌い手の使命とも言えます。
曲の背景に触れることで、音楽の楽しさ・素晴らしさが増します。

最後に少しだけ武満 徹「小さな空」
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そもそも「好き」というのは偶然知った情報の積み重ねにしか過ぎない という中で、
幸せだと感じた瞬間が、例えば今日、ありましたでしょうか。
気持ちというかを飼いならさずに、生きて、歌っていきたいと思います。

・・・練習後、次年度の展望、スタッフ会
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会計を済ますスタッフ陣

2017/2/11

僕がイメージしていた、エンタシス調の建造物。
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名古屋市演劇練習館「アクテノン」での練習。

伊藤康英 交響詩《時の逝く》より、「時の逝く」(作詞:林 望)
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この曲は、4/2(日) 合唱団 花集庵さんとともに出演する、『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』で歌う曲です。
(本HP上部Webビラ参照)

途中、音が駆け上がっていくところで難しいところがあるのですが、
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うまく自分がハマって歌えた、と思えた瞬間がありました。
音的に問題なく、声の出し方も明るく。
自分が有機的にVoxMEAの音楽に組み込まれたというか。なんだか、驕らず卑しまず、フラットな自分をそこに見出だすことができました。

最後の30分で、演奏会運営面反省会。
「中川文化小劇場で、Xmas的な3st含むプログラム、構成➕シッター業者での託児サービス」というシチュエーションにおいては、できうるホスピタリティができた、実行委員会にしてもらえたと思っています。
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「自分は何もしていない」と謙虚に語る実行委員長。
おつかれでした。

練習後はその場で選曲委員会。
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次 何を歌うのが最適か、議論を重ねる。
今年は演奏会の予定はありません。でも年末には音楽祭を開きたいと思っています。

遅ればせながら次週、アンコンも始動です。

2017/1/28 (次週練習休み)

文責 U

@女性会館

実は今年4月2日 愛知県芸術劇場コンサートホールにて行われます、
『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』
に合唱団 花集庵さんとともに合唱パートに出演させていただきます。

本日はそのなかの演奏曲、伊藤康英 – 交響詩「時の逝く」を練習。
あまり機会のない吹奏楽との共演を楽しみに楽譜を開きました。

まずは、怒りの日-Dies irae
音が難しい…!旋律をなぞることもままならず、跳躍の音程を確認しながら一音一音進めていきました。
5度、4度、短3度は比較的スムーズに進めますが、増4度(減5度)、増5度、増8度!
テキストDies iraeに付けられた厳しい音を追ううちに、だんだんと曲の雰囲気が掴めてきました。
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休憩を挟んで、指揮者によるソルフェージュ・音律講習会。
まずは、d r m f s l t d とハンドサインを使いながら、主要3和音(トニック:T、サブドミナント:S、ドミナント:D)を行ったり来たりしてみました。
続いて、普段の練習でよく使われる、音の役割についての説明。
簡単な整数の周波数比から得られる調和音程に始まり、5度を積み重ねたピタゴラス音律、3度を積み重ねたミーントーン…そして、純正律。
これまで、音の方向性、という言葉を使っていましたが、すべて理論に裏づけされたものだと納得できたのではないでしょうか。
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そして、時の逝く
主要3和音を軸にした和声進行を確認しながらの練習。
和音の中での自パートの音の役割、フレーズの中でのその和音の役割まで考えながら歌えたと思います。
これからの練習で、曲の中でのフレーズの役割、交響詩の中での曲の役割にまで意識を広げていきたいです。

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本日は練習を早めに切り上げ、昨年末の演奏会について、音楽面での反省会。
VoxMEAの飛躍のために、
それぞれの歌い手の飛躍のために。