2019/7/27

文責:ひめ

長い長い梅雨。やっと晴れたと思いきや、やってきた台風。
電車が動いていることに安堵して向かう、瑞穂文化小劇場。

コンクール本番一週間と一日前。
本日は藤森徹アンサンブルトレーナーの指導によるホール練習でした。

ステージと客席、二手に分かれての声出し
をしてから、「Ave Generosa」。

喉の筋肉ではなくお腹の筋肉を使って声を出す。
抜けないように。
今度は男女分かれて「The Conversion of Saul」を、それぞれ代わりばんこにステージで指導を受け、客席からステージの様子を見学しました。
遠いホールへ届けるには、頑張って声を出してはいけない。
三割くらいの声で支えを全力集中して出せば、頑張るよりもずっと響くそうです。
常に歌う前の準備を念入りに。

悲しさや怒りなどの感情の高ぶる音楽は、常に冷静に歌った方がより伝わり、美しい。
と、藤森氏。
スマートにいきましょう。

休憩時間には筆者を含めた何人かが、藤森氏の持ってきたフィンランドのお菓子の犠牲に。
一体何の食材を使っているのでしょうか…?
ものすごい味でした。
フィンランド人は普通に食べてるそうです。
これが…文化の違い…。

休憩後は課題曲の「蜂が一ぴき・・・」を。
藤森氏にとってこの曲はConversionとは違い、人形劇のイメージだそうです。
ひょっこりひょうたん島みたいな。
(わかるけど、筆者的に人形劇のイメージはがんこちゃんとかバケルノ小学校の方が強い)

捉えどころのない、よくわからない詩の「蜂が一ぴき・・・」。
綺麗なままではつまらない。
一癖あった方が面白い。
でもやりすぎは良くない、とのこと。
フィンランドのお菓子の味はまさにやりすぎな味だったなぁと、藤森氏の掲げるお菓子から逃げながら私は思いました。

来週はいよいよコンクール。
私たちは舞台で何をどう演じるのだろう。
この一週間で考えていく必要があるなぁと感じる練習でした。

2019/7/19

長過ぎる梅雨に、セミたちも地中でもどかしいだろうな。コンクール2週前。雨も降りそで降らない。女性会館。
富士山を静岡県から登るか、山梨県から登るか。
同じ部門で出る合唱団に勝ちたいと思ってやるのか。
曲を余すところなく表現しようと取り組むのか。
勝負にもならないところから、何回か(それは何百回か何十回か分からないけど)やって勝てるかもしれないという手応えがありました。
集中力集中力集中力。

2019/7/13

降り続ける雨など…ここにあったって感じの、ここ2週、いや3週。来週の予報も向こう1週間、曇りか雨。休みの日のバイクが辛い。今日もしとしとと濡れそぼる女性会館。

藤森徹アンサンブルトレーナーによるコンクール自由曲練習。然るべき箇所での強弱、硬軟の配分。猛々しく、雄々しく。安らかに、光あふれる。

ブラッシュアップされて指揮者によるアンサンブル。制限時間と揺らぎの戦い、天びん。そこにメークドラマがある。

3人目を授かった、潤山本もカムバック。

合唱祭よりフェス、フェスよりもその次の練習、それよりも先週、先週より今週。合唱団がこう「したい」と「あるべき」中で決めたストーリーに沿って踏むプロセス。なにかできるんじゃないか、と膨らむ期待。進めば進むほど見つかる課題。すべきことを簡略化。あと中2週。しっかり本番で差し切りたいです。

2019/7/6

ひどくぶ厚く黒い雲が上空を覆ってTHE梅雨って感じの先週今週。その合間で午後は晴れた7月最初の土曜日。当団ヴォイストレーナー三輪陽子先生による男声ヴォイトレ。
間の休憩中に、
・A母音のバラバラさ加減
・U母音のつぶれ加減
について諭していただき、何が良きかを示していただく。
高い鼻がないんだから、鼻母音というか鼻に入れちゃって!(そうすることで高さを出す。と仰っておられる)
9名相手で指摘も汎用的になる中で、自分が言われているという自意識もなくボケーッとこの一時を過ごすのか、我々は生き延びるための藁をもぎ取って、すがらねば。
五線の中の高さや位置を言っているのではなく、図形的な4分音符にも高さがあるように各音符内に高さがありその中でも高い位置でないとハモらないようにできている。それは古代から変わらない。

その思いを胸に本練へ。先週のフェスから見学者1名来ていただきました。ありがたいですね。合わせて4名のベースの中で普通にアンサンブル・インしておられました。
6月は合唱祭とフェスを経て来た中で我々は、露骨にもコンクール曲を取り入れて来ました。どやこや言っていられません。それが今の団の姿だと思っています。
その成果が確実に出ています。
今宵は決して多いとは言えない参加者数でしたが、団員ひとりひとりの自立度合いが急激に高まっていました。
これは素直に手放しで、団の狙い通りと思っていいのではないでしょうか。
皆さん、先週の地産地唱、聴きに来られましたか。来られましたね。花集庵,うぃろう…改めて聴いてみると全く違うテイストの合唱ですが上手かったですね。我々が先輩格でありながら後塵を拝している。それは紛れもない事実ですが、後塵を拝しているからと言って、負けと決まっている訳ではない。負けかどうか決めてしまうのは、我々である。ということ。指揮者に言われた気がしました。

2019/6/22

車で弥富通。家族がいないときは専らレイディオ。AM。中日戦。
新瑞橋。赤とオレンジ。オレンジの胸に鈴与。グランパスvsエスパルス。
一方、チケットが当たった当たらない。来年はオリンピック。TOKYO。
っておいおい、そんなことより、は言い過ぎかもしれんけど今年はラグビー。ワールドカップ。近付いてからしかワーッとなれない。男のスクラム。身体のぶつかり合い。ボールの争奪。ライン際の攻防。僕たちは来週合唱フェス。

合唱団が合唱祭時のリベンジを期している。
チームとしてリベンジを期している。

当団のヴォイストレーナー三輪陽子先生によるヴォイトレ。男声4名。
女男声に分かれて見直し。上手いのも下手なのも合唱団においては一人の力は限界がある。まず隣の奴とうまく歌え。そんでバリトン。ベース。男声。四声。合唱団として。それぞれがまとまりでうまく歌えるように最大限の努力を払え。合唱団が一番うまく聴かせられるフレージングを身にまとえ。合唱団が一番うまく聴かせられる母音を採用しろ。感じろ。倣え。

2019/6/15

すっきりしないお天気。でら降ると言われて降らないのも案外フラストレーション。祭の後はフェス。再来週。フェス?
こちらですね。twitterやっている方はバンバンバンバンTL流れてますわ。フロントで各団のブースも出るので、そこでまたお会いしましょう。

そのフェスの曲を当団の藤森アンサンブルコンシェルジュ(筆者勝手な立場名)によりブラッシュアップ。
端的に、どの立場で&上から目線で恐縮ですが、コンシェルジュ、この立場でよかったなとズバッと思わせてくれる練習でした。いいところが出てた。迷いなく、流れるアンサンブル。
団内資料や季刊誌ハーモニー掲載内容は把握していたものの、蜂の音楽的アプローチはとても参考になりました。
「指揮者は棒で合唱団を引っ張ってはならない。
合唱団は棒で引っ張ってもらおうとしてはならない」
と語るコンシェルジュ。
新入団。男声1名。
「初心者も取り込んで音楽を積み上げていく努力から、よいハーモニーをつくっていきたい」
と語る指揮者。

最後になりますが、今は袂を分かった仲間の言葉を目にしました。
「上手く歌うことは楽しく歌うための手段のひとつであることを忘れないようにしたい」

そしてそれは素晴らしい人生を送るための手段であること。
考え過ぎるといいこともないが。

2019/6/1

時は汝にも己にも平等に流れて、愛知県合唱祭1週間前。
ハコでやろうと、瑞穂文化小劇場。
指揮者補佐係が練習立ち上げ。

創団20年の想い、というよりも今日に至れたのは何より今があるからだ。と語った指揮者による、2曲に絞っての練習。
要求水準になかなかたどり着いて来ないいら立ちを抑制し、ここは!という箇所を繰り返し繰り返し。
なりふり構わない練習。
そこには応えなきゃいけない、優しさがあった。
筆者は自分の甘さを嘆いたが、合唱団は一直線に前進した。

我々 混声合唱団VoxMEA【20年連続表彰!!】は、次の土曜日
6/8@名古屋文理大学文化フォーラム 大ホール Cブロック 14:35(推定)に演奏します。見 聞き逃すな。

練習最後に NOEMA NOESIS さんの情宣がありました。5TH ANNIVERSARY CONCERT「paradox」

2019/5/25

蚊に刺された。
うるさいを五月蚊いと書きたいそれぐらい暑い。でも湿度が低いせいか多少comfortable。

本日は藤森コンシェルジュのアンサンブル練習。
6/8合唱祭(土),6/30(日)フェス,ひいては8/4(日)県大会を見据えて。
本日一番グサッと来たコメント。
「神経使って」
改めて言われて自分の中で自然な範囲で使われているだけで、自ら使っていくことなんてあまりなかったなと。シナプス駆使せんと。

アンサンブルでは、コンシェルジュからの仕上がってきている。とのコメントの通り、形になってきてはいる+方向性も間違っていない。という確信を持たせてもらいました。

人数も揃っており熱量もあって、いやいやVoxMEAまだまだ全然いけるよ。と思う練習でした。みんなが自分の声をがんばって出している。…その声がなにかしら大研修室の空間で喧嘩をしているような気がしました。先週練習後筆者は「VoxMEAは新しい人・未経験者も巻き込んで進んでいく」ことの意見合意を改めてスタッフとしたところでした。
みんなが自分の声をがんばって出している。
出していない合唱団なんてありません。
それが自然と噛み合うところとそうでないところがあります。
自然とできるように持っていけたらいいのですが、やはり切り込んでメスを入れなきゃならないレベルがある。
それをもっともっと受け入れられる、団内の風通しにしなければなりません。

言う方とか言われる方とか分けてしまうのではなく、
団が気高く気品を持って。

2019/5/18

控えているステージとしては近いところ6月に先週言ってたフェスと、6/8(土)今年は土曜日に出るから気を付けて、の合唱祭です。
http://www.tcp-ip.or.jp/~achorus/chorus-festival/fes.html

「1拍でloveって言わなきゃいけない」と叫ぶ指揮者補佐や
「持続可能な取り組みを」と訴える指揮者の
積み上げで、だいぶ様になってきました。

持続可能…ね。単発で終わらないようにと。
SUSTAINABILITY.
また、様々な関わり方を許容していくこと。多様性。
DIVERSITY.
そして合唱団は、信じること。
TRUST.

2019/5/11

最高気温28℃だって。我々はフェスの練習。フェス?
こちらです。うちがうちが、ではなく愛知県の若手合唱団が一堂に会します。いろんな人にとってのフェスであると思います。そこから育まれるのが地産地唱なんだと思います。
6/30(日) 14時 中川文化小劇場。
いっしょに歴史をつくりましょう。

さて前半は女男に分かれて音の見直し。

後半はアンサンブル練習。フェスで演奏する曲はもうtwitterで流れていますが、こういう風に。

怖い。コンクールで戦うのが怖いんです。
でもまず怖くなって、それでもMEAで歌ってて。
今んとこたどり着いたのが、

団や曲の『格』は自分たちで決めることではない。

決めたら戦いはもう終わっちゃってる。
それを決めてもらうために戦いの場に出るんだと。
「かかる時間は問われない」と何回か前に書きました。
どこに到達しているかが問われている。
それがどれだけ到達しているかはもちろん、

標榜しているものに近いのか。

そこが合唱団の営みすべてだと言っても過言ではありません。

もう5月ですが最後の30分は新年度の話し合いをしました。
指揮者が替わって、代表も辞めて不在。での新年度を迎えています。ま、こういう言い方はなんですが要は歌。歌です。そこが楽しければ後はなんでもついてくる。

筆者が新人に高さについて、



レクチャーしてる。あー珍し。