2019/1/12

例えばこの土曜日のespecially度はどれぐらいでしたか。
自分は平生(へいぜい)。この世のどこかで誰かが、年に1回の試合。
誰かは平生。自分は年に1回の大会。
第3次産業に従事されている方の頑張り。世界に海に廃プラスチックが溢れ、クジラをも蝕んでいる。大学ラグビーでは明治が天理を倒し、久々の大学日本一。
じっと生きている人を見ていて、勝手に心打たれる時があります。

筆者は、当団のヴォイストレーナー・三輪陽子先生によるヴォイストレーニング。
受講団員の課題を冒頭にヒアリングし、本人の成長に合わせてマンツーのまばゆいばかりの時間の降臨。
筆者は、Tomás Luis de Victoria「Ave Maria」
平坦でつまらない歌い方になっていると自白した僕の課題に対して三輪先生からは真摯に、立体感の体現を提言いただき、少しは味が出てきたと思います。

さて本練。女性会館。課題曲練習。
G1.Tomás Luis de Victoria「Ave Maria」
女男に分かれて、ソルミゼーション。

G3.宮沢賢治作詞/林 光作曲「蜂が一ぴき…」を経ていよいよ、
G2.Jean Sibelius「Ensam i dunkla skogarnas famn」
どの曲、どの方法が、一番合っていて、結果が出せるか考えつつ僕たちは静かに歌を歌い、祈りを捧げた。

2019歌い初め 1/5

明けましておめでとうございます。
穏やかで温暖な晴天が続く中、2019年VoxMEAの歌い初めであります。女性会館。

歌ってみなくちゃ始まんないということで、2019コンクールの課題曲2曲にチャレーンジ。惜しげもなくご披露。
前半は G3.宮沢賢治作詞/林 光作曲「蜂が一ぴき…」

2部屋確保を生かして、女声男声に分かれて音取り。
まだ音も言葉もさわりだけですが、宮沢賢治の言葉は美しいと改めて思います。さしあたり「すがる」は おのれである気持ちで歌いました。
楽譜をタテで見る(筆者の場合は感じる)と案外いける というパーリーの言葉を自分なりに実感を持って捉えることができました。

練習後半は、G1.Tomás Luis de Victoria「Ave Maria」
たしか我々の演奏会の第6回でしたでしょうか、取り上げた曲です。のびのびと歌って「攻めて合わせる」ことができたらなと思いました。てな具合で、

混声合唱団VoxMEA
2019年も精進してまいりますので、何卒ご贔屓のほど宜しくお願いいたします。

2018歌い納め 12/22

熱いというか暑過ぎる女性会館。2018年最後の練習。2部屋取れたので今宵もまた2チームに別れてアンサンブル力向上のための言い合いへし合い。
ここでも咆哮する山本。
推し合い称え合い。そして後半は、歌は世につれ世は歌につれと言いますが、第9回演奏会メドレーを勝手にお送りしていました。
歌った曲は、
・Valts Pūce「Augu Nakti」
・Anton Bruckner「Os justi」
・柴田南雄 三つの無伴奏混声合唱曲 より「早春」「風」
・David Wikander「Kung Liljekonvalje」
・David Wikander「Förvårskväll」
・Felix Mendelssohn「Richte mich, Gott」
・木下牧子『ティオの夜の旅』より「ローラビーチ」そして、
「祝福」 締め。
個が確立した声、呼び水となる声、周りを活かす声。
様々な思いと現状において、各自でチャレンジしている様子がうかがえました。来年もトライしていきます。

さてMEAブログ、2018年も50回ほど更新したのでしょうか。twitterという表面ではなくブラウザのココまで読んでいただいた方々、誠にありがとうございます。来年も綴っていきますのでどうぞ ごひいきに。
Happy mea christmas. よいお年を。

2018/12/15

「できる」と「こなす」は違う、と筆者は会社の先輩に言われました。
「できた」は、できたり・できなかったりのスポット的な感じがします。出合う各曲を「こなせる」ようになり、取り上げる曲々のパイプラインに気持ちよ~~く乗っていきたい。今年の練習は本日と来週の2回。ともに女性会館。

エ母音時にヘンな力が入らないようにとの発声を経て、
Ralph Manuel「Alleluia」
2チームに分けて2小節ずつ、4小節ずつ歌う。さも歌っているかのように臨戦態勢で聴く。チームで出ている音を掴み、個々が自ら音の構成となるように。我の声が出ないように。半分の人数でアンサンブルできないようでは、団でなんかいわんやをや。
後半は、木下牧子「鷗」…といったところで筆者は、子供対応のために早退しました。。中途半端に筆を置きます。

本日のMEAkids

2家族

2018/12/8

一気にさぶなった。筋肉が落ちてきているのか。余計さぶい。防寒も急きょ仕様MAXへ。東別院。女性会館。しかし女性会館内は暖房で暑くて半袖という。
⚪️グリットン「Tea for Two」
裏で刻むリズムがだいぶ身に付いてきました。
男声は女声のリズム感に見習うべき点が多々あり、全部言おうとしない、とか。
日本における悪しき英語教育の弊害を憂う。受験英語ができたって何にもならない。

⚪️相澤直人「ぜんぶ」
全パートの冒頭のフレーズを全パートで歌ってみてタテで曲に触れることで、どう歌うべきかを個人で感じ自パートの歌の立ち上げにフィードバックしていくという練習。
前回同様、二手に分かれて歌って、反省会。
団員が団が、自力でアンサンブルできると良い。
最後は指揮者の振り導きで大団円。
簡単めな6曲を今やっていますが、課題曲の発表もあったことだしコンクールのこと考えていかないといけませんね。

2018/12/1

慌ただしい師走と云われるからこそ、ゆっくーりと。女性会館。

Anton Bruckner「Locus iste」
「神は高きところ、民たみは地上に。
その高低さが楽譜全体を通して散りばめられている。
もっと言うとその、上下関係に由来する音自体の高低が宗教音楽の根源になっていると言っても過言ではない。

調が変遷していく という『音楽の文章』をみんなに読み取ってほしい」

という指揮者の訴求は、改めて心に響きました。
言葉と音楽両面からのアプローチにより、Brucknerの世界に一歩近づくことができたように思います。ここまで写真がなく、練習後半は、
千原英喜「我が抒情詩」
二手に分かれて言い合った感想を自チームに落とし込む取り組み。
(Aチーム)
前向きな流れが産み出されていた。
但し、語尾の扱いが雑かった。
(Bチーム)
合わせようという意識が先に立ち、流れが停滞してしまった。
『やろうと思ってもできない、だから技術が要るんだ』と再び指揮者の檄が飛びます。
最後に1回、木下牧子「鷗」を通した後、「我が抒情詩」をラスト1回歌って今日の練習はおしまい。
ベテランも若手も想いを持って歌いまたそれをぶつけ合い歌うことができて、とても愛いとおしい時間となりました。

2018/11/24

ラグビーシーズン真っ盛りの3連休の中日なかび。
指揮者補佐係からの「姿勢,ブレス,脱力」合唱三原則の提唱からスタート。
Ralph Manuel「Alleluia」
各人、音の高さの目安をソプラノの高い位置にて歌う。チューニング。
個の力では届かないアレルヤという歓喜の叫びを、民たみが束になって美しく届けられるように。
ほとばしる才能とセッションする悦びを自分の中で抑えようとする力を、自分の最高打点から声を出す取り組みに換えて声の美化に鋭意努力。
パートを二分して聴き合いっこ。僕のテイク1に対して、
ダディ「跳躍の成功率30%。正気になるポイントを持つように」との有り難ーいお言葉を頂戴する。

テイク2。
ダディ「さっきよりはよかった。入りのイメージを持つように」との厳しくも温かいお言葉。

後半の、木下牧子「鷗」の前に筆者は子供対応で早退させていただきました。

さて、、「問題」を理想と現実のギャップとするならば、

あなたが合唱をやっていての、
問題をいくつか挙げて1点に絞る。その問題の、
カギをいくつか挙げて1点に絞る。
問題:上手くないこと。カギ:ピッチがわるい。みたいな。

次にその
原因をいくつか挙げて1点に絞る。それを真因とし、その
改善策をいくつか挙げた上で、難易度・効果面において、最も簡単に取り組めて効果の出る改善策1点をまずやりましょう。
しかも期限と達成度の数値を決めて。

みたいな、合唱で言えばのセミナーを、受けました。
いやあそういう問題じゃないと思いつつ、そういう段階を踏んで解決していく手法もあるなと思いつつ。
おおまかに何となくではこじ開けられない。意識も向かいどころがないということでしょう。

Mahatma Gandhi (ガンジー)の名言で、

Live as if you were to die tomorrow.
Learn as if you were to live forever.
明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。

という言葉を知りました。おおらかに、そう生きられたらと思います。
来週もよい歌を歌えるように、落ち着いて楽しんでいきたいと思います。

2018/11/17

秋も深まり、夜中には81.7兆km離れた遥か彼方からその光を放つシリウスが、悠然と超然とMEAを見守ってくれています。MEAが見守るように。

筆者は午後、我が団のヴォイストレーナー・三輪陽子先生によるヴォイトレを受けてきました。
写真は僕の次の受講者。
声を出して合わせるのか。周りを聴いて合わせるのか。
という二択で論じられない、むしろ答えは音楽にある、という教えをいただきました。
答えのないところで考えてたことが分かったこと、が進歩だったかなあと思います。もっともっと知らなければならない。陥りがちな単純なところで自分が止まってしまっていないかと自詰問しなければなりません。もっと充実したところでできるはずと。

女性会館での本練。
グリットン「Tea for Two」
up-down,down-upを、アップアップせずに↑beat↓を感じ、かつ発する練習。

後半は、相澤直人「ぜんぶ」
スキャットの後の最初の言葉
「たいせつなことはぜんぶここにある」
を気持ちだけで歌ってよしとするのではなく、実際に音楽として伝えるための技術を落とし込む指導でした。
少しだけでも長さのあるテヌートを付けて歌って、伝えたい言葉を出すとか、助詞を通り抜け(本文で言うと、たいせつな の「な」を突き抜けて、たいせつ の重みが こと、に掛かっていく。というような)たり、ぜんぶ が ここにあるを優しく包む といった意見も出て、闊達に団で試行錯誤ができています。

さて、、
リーダーシップ という前にまずオーナーシップ(自発性)を持たせる、なんていうコラムを読みました。そもそもシップとは何ぞやというと、~としてあるべき姿という意味だそうです。
とかく現代人、様々な事件や問題が起こるご時世、安全に過保護に育てられておりとてもデリケートであり受け身、他人にコントロールされやすく人の顔を見て動くようになる、と論じています。
オーナーシップ。自分シップ。合唱マンシップ。
個を尊重する、なにか行くべき道を見い出しやすい力強い言葉に出合えたなと勝手に思ってここに書きました。

練習ブログに話を戻して、決して練習参加者は多くはありませんでしたが、人数なりに浸透できる練習を行うことができたと思っています。

2018/11/10

立冬過ぎるも暖かな名古屋、東別院は女性会館。
練習前半は概ね、Anton Bruckner「Locus iste」
Ziで歌うが、ずいずいずいっとダサくならないように。
A,B,Cチームに分かれて披露し、各チーム内で感想を言い合い自分たちの演奏に落とし込んでいく作業。
リズムや停滞が気になる者、ダイナミクスが気になる者、ピッチが気になる者。
みんなの気になる点は、各自が気を付けている部分。
なりたい自分。目指す音楽。
千原英喜「我が抒情詩」を1回通して休憩。
後半も同曲。曲全体の構成・彩りを表現できるようにと、歌い手の意志も問いつつ精力的にアンサンブル。

筆者は、子連れ団員による交代託児MEAkids

さて、、今どの辺を歩いているのでしょうか。
底なしの暗い空でしょうか。その空を仰ぎ見る暗い道でしょうか。雲の上でしょうか。雲の海の上でしょうか。

僕は合唱の「地べた」を歩きたい。
おしゃれなゴリゴリではなく、twitterのタイムラインの渦でもなく、読む必要のある空気などまだこの世にはなく、君臨している人はしかるべき人であり、その対象への憧憬が人と人の間を結んでいる、みたいな。なかなか新しい地平など切り拓けないんでね。

また、全体連絡時には、名古屋サブカルチャー合唱団 Coro Animonyさんの情宣がありました。

2018/11/3

土祝は会うことが多いね。アクテノン、君とは。
〔昨今 取り上げている6曲〕
⚪️木下牧子「鷗」
⚪️千原英喜「我が抒情詩」
⚪️相澤直人「ぜんぶ」
⚪️Ralph Manuel「Alleluia」
⚪️グリットン「Tea for Two」
⚪️Anton Bruckner「Locus iste」

パートの中でチーム分けをしテーマを持って取り組み、団員間で、そのテーマ通りできているかどうかも含めて「指摘される・指摘する」環境をつくり、暖かなボトムアップを推し進めていきます。まだまだ導かれた自発性。いい写真がありませんが後半は、上級者は該当者がいないため、

後半は「中級者・初級者」に分かれて、更にその中でチーム分けをしテーマを持って取り組み、団員間で、そのテーマ通りできているかどうかも含めて指摘される・指摘する環境をつくり、暖かなボトムアップを推し進めていきます。

合唱団として当然な部分を、また一から積み上げ直したいと思います。全部取っ払って。
そうして開かれていく音楽がとても楽しみになります。