2月第1週は練習を休みとしました。
で終わらずに、この場では、参加者でお出かけした温泉旅行の写真を少々。
飯田線の旅はとても貴重なもので、みんなとの語らいもたいへん楽しむことができました。
「歌があるからそれを歌う」のだけれど、そこに終始はしたくないなと思います。
また次回から取り組んでいきます
文責 U
@女性会館
実は今年4月2日 愛知県芸術劇場コンサートホールにて行われます、
『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』
に合唱団 花集庵さんとともに合唱パートに出演させていただきます。
本日はそのなかの演奏曲、伊藤康英 – 交響詩「時の逝く」を練習。
あまり機会のない吹奏楽との共演を楽しみに楽譜を開きました。
まずは、怒りの日-Dies irae
音が難しい…!旋律をなぞることもままならず、跳躍の音程を確認しながら一音一音進めていきました。
5度、4度、短3度は比較的スムーズに進めますが、増4度(減5度)、増5度、増8度!
テキストDies iraeに付けられた厳しい音を追ううちに、だんだんと曲の雰囲気が掴めてきました。
休憩を挟んで、指揮者によるソルフェージュ・音律講習会。
まずは、d r m f s l t d とハンドサインを使いながら、主要3和音(トニック:T、サブドミナント:S、ドミナント:D)を行ったり来たりしてみました。
続いて、普段の練習でよく使われる、音の役割についての説明。
簡単な整数の周波数比から得られる調和音程に始まり、5度を積み重ねたピタゴラス音律、3度を積み重ねたミーントーン…そして、純正律。
これまで、音の方向性、という言葉を使っていましたが、すべて理論に裏づけされたものだと納得できたのではないでしょうか。
そして、時の逝く
主要3和音を軸にした和声進行を確認しながらの練習。
和音の中での自パートの音の役割、フレーズの中でのその和音の役割まで考えながら歌えたと思います。
これからの練習で、曲の中でのフレーズの役割、交響詩の中での曲の役割にまで意識を広げていきたいです。
本日は練習を早めに切り上げ、昨年末の演奏会について、音楽面での反省会。
VoxMEAの飛躍のために、
それぞれの歌い手の飛躍のために。
大寒を迎えた女性会館。
三善 晃『五つの願い』より 「子どもは・・・」
各パートのソルミゼーションを全パートで体感してから、その移動ドのまま歌ってみましたところ、
音源を聴いてきているにも関わらず、、
歌詞で歌えていないにも関わらず、、
この曲の和声の素晴らしさを体現した、または掘り起こした感覚、、
それをこの世で最初に、という錯覚、。
「どの楽譜も、この世で最初に自分が歌うのだ、という神聖な気持ちで」
と4年前の全体連絡で言ったことがあります。
自分でハーモニーを具現化する一端を担えた最初の悦び、ここから仕上げていこうとすると時間がかかっていくわけですが、曲に対する自分の新鮮な謙虚さを絶やさぬよう、自分をしっかり持っていきたいと思います。
続いて後半は、Mendelssohn 「Richte mich, Gott」
男女が交互に歌う箇所で、移動ドで便宜的に読み替えることによりそれぞれ異なった調で進行していることがあったり、そもそも指揮者は移動ドを音がとり易いようにdurで行うようにしているとか、今回の練習で発見がありました。
当週は、「世界を変える」 というワードが頭の中をグルグル回っていました。個人的な話で恐縮です。
爆発的に絵本が売れているという作者の、お金の奴隷解放宣言。アメリカ新大統領の就任式。
新しい価値観というか、価値観を組み替えていくというか。得られることは、自分を卑下・否定せずに、丁寧な自分の振り返りの中で、
どういう心持ちでおれば周りに気を配れたか、
どういう取り組みで臨めばより効率的であったか、
という、自分の中の世界を、少しでも改善していかないかなければということです。
どっちも世界なので。
そして新入団、女声1名。
VoxMEA初の中学生団員です。
大雪警戒の女性会館。(練習帰りには積もっていました)
Kodaly method を用いて和声感覚を養う練習をした後、
Mendelssohn 「Richte mich,Gott」
小節の入り口でコードを確認。
声のblending、前回お話しましたが、男女がペアとなり、他声部を歌っていく。通常の並びで自パートを歌う日は当分先になりそう。苦行の小旅行が続きます。
最後に30分弱、武満 徹 「小さな空」
ここでも男女ペア
加速させない円運動が前提としてある上での、文章そのものの文頭と文末の処理を加味させた円運動。
よかったと思います。ハミングは、積み重ねてきたものを信じていく。
本日のMEAkidsは1家族。アピールする訳では決してないけど、前半から2時間近くの監禁はしんどかった。でもその分、歌を楽しめる人がいる。
チームの勝利に貢献したいです。
アンコンキックオフ、やわらか温泉、4/2ブラス合奏、いろいろと取り組んでいきます
明けましておめでとうございます。
女性会館での歌い初めです。
前半は、Mendelssohn 「Richte mich, Gott」
Oh, Mendelssohn…
Im Grünen,Auf dem See…
素晴らしさと道半ばさが(僕の中で勝手に)同居する、偉大な作曲家
練習後半は、うれしむずかし武満の世界。「小さな空」
ブレンド…声のブレンド。
指揮者が演奏会明け、年初回に繰り返したこの言葉。
この作業をすることで、演奏会でできなかったことの埋め合わせをしたい。
僕もそれがよく分かった。
2015年9月の演奏会から1年3ヶ月余り。
「出会えた仲間と素晴らしい音楽を」
昨年末 2016年Xmasの演奏会を終えて。
「出会えた仲間と素晴らしい音楽を」
もちろんこれでいい。これしかない。
でもこう並べていくだけではできなかったこと。
振り返りの中に未来を見つけ出せることもある。
♪新入団、男声1名。よい音楽をしていきましょう。よろしくお願いします。
混声合唱団VoxMEA第8回演奏会@中川文化小劇場。無事開催いたしました。
ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。
入口の様子
今回の演奏会では、シッターの業者さんを利用しての託児サービスを行いました。
その関係で男声は搬入エレベーターが楽屋。
ゲネ中、オンステはできなかった団員クロマネが顔を出す。
クリックすると子供を連れているのが分かりますが、この団員夫婦も託児サービスを利用しました。
2stと3stのステージ間では、エレクトーンによる演奏をお楽しみいただきました。
およよ、サンタクロースが舞台に・・・。
本番前だけかと思っ(てい)たら本番3stもこの格好で。さすがはあわてんぼう。。
さて、
歌う歓びを感じるのと同時に、どうしても分析しがちな面も頭をもたげてしまっている今日この頃。
自己評価と他己評価のリンクが合唱の妙ですが、まだ皆様からいただいたアンケートやもろもろの振り返りができていませんので、よい風にもわるい風にもなんとも、言葉に慎重になってしまいますが、
総じて、スキルを貫徹する実行力と集中力がまだまだ道半ばだな、と思いました。
それがそもそもスキルなのかもしれません。
挙げるとキリがありませんが歌う際に注意すること、だいぶ増やすことができました。こうすればできるというケースも経験してきました。
合唱をやっていて、やりきった! とか、もうこれ以上の演奏はできない。という境地までいくことはできるのでしょうか。
どんな言葉が自分に去来するかは分かり得ませんがその、境地まではいきたいと思っています。
際限のない境地。
学生団員も増えてきました。子供を抱える団員も増えてきました。10代~40代という世代の中でも幅広さが出てきました。
打ち上げで、団員みんなMEAがいい、MEAでいいと言ってくれた。
僕はその屈託のなさが余りにもうれしかった。
団員ひとりひとり、自分しか見ることも感じることもできない人生の視界の中で、各々のスペシャルな人生の歩みの中で、
各人 歌の課題と向き合いながら、VoxMEAで生きていきたいと思いました。
演奏会1週間前。午後夜間練習。
午後は中村生涯学習センター。各曲のポイントをかいつまんで。
夜間は、1週間後の本番と同じハコ、中川文化小劇場。演奏曲をさらっていく。
指揮者が、言葉があってフレーズがあってパラグラフがあって曲があって、という話をしました。図で示すと、
こんな感じでしょうか。森を見ないと木など見れない、というか。
この図を連想したとき僕は、一番小さい半円群が団員ひとりひとりのように感じました。
実際に手に手を取り合うことはなくとも連帯し、コンパスが記していく。
VoxMEAの放物線。
♪新入団、女声1名。多いとは言えない練習回数を経て、全ステージではないもののオンステします。
フレッシュなパワーも抱き抱えて、次の日曜日12/25VoxMEAの演奏会、お楽しみになさってください。
私たちも皆さんに会えることを楽しみにしております。以下、近未来予想図
※衣装は着替えます
文責I
演奏会第1ステージの曲をメインに練習できる、実質ラストの日でした。
これ以降は、全ステージの曲を総ざらいしていくことになり、1曲1曲にあまり時間を取ることができなくなるので、大事な練習日となりました。
「歌心がある」とは、どういうことかを考えたときに、「メトロノームに合わせたような歌い方をせず、自由にフレーズを揺らして歌う」ということを考えがちですが、最初から好き放題に揺らしに行ってしまうと、出来上がった音楽は往往にして、とても独善的なものになってしまいます。
「楽譜上の音符をより細分化したビートを感じ、規定のテンポを忠実に守れるようになること。それができて初めてフレーズを揺らすことが許される」とは指揮者談。
ただ、その一方で「テンポに厳密なだけでは、音楽に魔法をかけることは出来ない」
…という印象的な言葉もありました。
以前に、「守・破・離」という武道の心得を用いて、これも同じく指揮者が話してくれたことがありました。
規定のテンポという型を破っても、独りよがりでなく、謙虚で誠実な音楽として成立をさせるためには、まず大前提として型を学び、それを守れなければならない…
魔法をかけるためには、魔法使いになるための地味で地道な修行が必要。そういうことなのだと思いました。
今日のMEAkids