混声合唱団VoxMEA音楽祭2019

今回で4回目の開催となるVoxMEA音楽祭。

今年は安城市の安城市文化センターマツバホールにて開催いたしました。
ホールの響きがよく、歌い手にとって、大変歌いやすくて、幸せな空間の中で音楽を楽しむことができました。

大々的に宣伝していなかったにもかかわらず、当日は想像していたより多くのお客様に会場に足をお運びいただき、たくさんの拍手をいただきまして心から感謝しています。本当にありがとうございました。
また、出演者の皆さん、お疲れ様でした。皆さんの色々な形での音楽を楽しむ姿がステージ上で表現されていて、本当に楽しい空間であり、時間であったと思います。

VoxMEAとしても、アンサンブルトレーナー藤森徹さんの編曲によるアンコール「きよしこの夜」も含めた14曲を心を込めて演奏させていただきました。
コンクール後、十分な時間の練習を積み重ねることができませんでしたが、団員みんながそれぞれに忙しい中、真摯に音楽に向き合い、取組んだ結果、本番では今持っている実力でどの曲も曲の魅力を表現できたのではないかと思っています。

次回開催も決定しており、次回は2020年12月5日名古屋市西文化小劇場にて開催します。
10回演奏会に向けた曲やクリスマス曲を何曲か披露する予定ですし、これまで同様、ソロやアンサンブルなど色々な音楽をお届けできると思います。

先の話ではございますが、是非今から楽しみにしていてください。そしてご期待頂ければ幸いです!

最後に、来年からは2021年初夏に予定している第10回演奏会に向けて取り組みます。
ご興味ある方、まずは見学からでもいいのでお気軽にお越しください。団員一同お待ちしています。

今年一年間も大変お世話になりありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願いします。

第9回演奏会 2018/10/6

混声合唱団VoxMEAは、第9回演奏会を終えました。
場所は豊田市コンサートホール。
来場者数は255名。
ご来場いただいた皆々様、並びに当演奏会開催にあたりご協力を賜りました関係者の方々に厚く御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。
1stでは、詩編それぞれに祈りを込めるべく、ホールの生かし方にも気を配りながら歌い上げることができました。
続く2stの多国籍言語には、四苦八苦しながらも持っている音楽を体現すべく取り組んだ成果が出たと思いました。
休憩挟んで、柴田南雄。シンプルな3曲をコンパクトでいて、coolにキメることができたと思います。
オーラス4stは、木下牧子「ティオの夜の旅」
ピアノに小見山純一先生



小見山純一先生をお招きして、その精緻さと熱情が同居したタッチと共に、混沌とした世界観を余すことなく歌いきれたと思っています。

写真が少なくてもう一旦筆を置きますが、

音楽をより高いレベルで表現するための体制を強化し、今後も堂々と主体的なステージにしていけるよう、鋭意努力を重ねてまいりたいと考えております。
歌う人も見る人・聴く人も、今後とも混声合唱団VoxMEAをどうぞご贔屓にしてくださるよう、よろしくお願い申し上げます。

「マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会」@愛知県芸術劇場コンサートホール with 合唱団 花集庵 4/2

4/2(日)に愛知県芸術劇場コンサートホールで行われた『マスターズ・ブラス・ナゴヤ 第2回定期演奏会』に合唱団 花集庵さんといっしょに出演してきました。

写真は朝イチの場当たり前の様子。ステージ後方上部での合唱。

距離感、時間差、空間を確認。

ゲネ後、中リハにて最終仕上げ。
神田豊壽先生に、実際に客席で聴こえた感想を元にご指導をいただきました。

作曲者や指揮者の意図を網羅し、要点をとらえて我々の、できる限りベストの状態に持っていく時間。

「合唱団 花集庵」「混声合唱団VoxMEA」、、自分たちが思う夢の競演。
まずは、伊藤康英先生作曲 交響詩『時の逝く』の3曲目「Dies Irae」
歌い始め直前にバババッと立ち上がり、Dies Irae!と閃光のように轟く。
立ち上がるという動作もあり、入りの困難さが懸念されていましたが、ブラスと、決して調和ではなく、攻めのベクトルが高みで合致した入りを実現できました。合わせが金土日というド短期であったにも関わらず、非常によいスタートがきれたと感じました。その後、ブラスの熱演に気圧されまいと、合唱団は必死にディクション面で応戦、なんとか食らいつけたと思います。

怒りの日を歌いあげたのち、組曲最終曲「時の逝く」へと移行していきます。
音楽で時間、いや時空を表現することができるのだな
と、あっけにとられながら歌っていました。ぐにゃぐにゃにひん曲がった時計たちが頭の中でグルグルとかき回されながら。

名古屋を去る友、翌日が入社式の友、来年入試の友、子どもを預けてきた友、、等、様々な境遇の仲間たちの点と線が時空で結びついた、奇跡の時間。
ラスト。残響がホールから消えてからマエストロ:鈴木竜哉先生がおもむろに動作を開始するまでの、会場一体となった息をのむ完全な沈黙が、永遠という一場面を、会場に会した全員に強烈に提示していました。体現した上での、貴重な体験でした。

一通りのカーテンコールが終わってもまだ、「時の逝く」の世界観は終わらせまいと、合唱団のアンコールは武満 徹「小さな空」
未来で過去を語った。そうとしか僕は言えません。
そしてオーラス、ブラスの「ふるさと」で魂を揺さぶるエンディング。

写真は上記出番直前。手前味噌ですが、なんともやってくれそう(で、かつ現にachieveした)頼もしい笑顔。そう、「合唱団 花集庵」「混声合唱団VoxMEA」

二本の光の矢はまたいつか交差する。



終演後、合唱団を労う伊藤康英先生

第8回演奏会@中川文化小劇場 2016/12/25

混声合唱団VoxMEA第8回演奏会@中川文化小劇場。無事開催いたしました。
ご来場いただいた皆様、まことにありがとうございました。

入口の様子
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今回の演奏会では、シッターの業者さんを利用しての託児サービスを行いました。
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その関係で男声は搬入エレベーターが楽屋。

ゲネ中、オンステはできなかった団員クロマネが顔を出す。
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クリックすると子供を連れているのが分かりますが、この団員夫婦も託児サービスを利用しました。

2stと3stのステージ間では、エレクトーンによる演奏をお楽しみいただきました。
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およよ、サンタクロースが舞台に・・・。
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本番前だけかと思っ(てい)たら本番3stもこの格好で。さすがはあわてんぼう。。

さて、
歌う歓びを感じるのと同時に、どうしても分析しがちな面も頭をもたげてしまっている今日この頃。
自己評価と他己評価のリンクが合唱の妙ですが、まだ皆様からいただいたアンケートやもろもろの振り返りができていませんので、よい風にもわるい風にもなんとも、言葉に慎重になってしまいますが、
総じて、スキルを貫徹する実行力と集中力がまだまだ道半ばだな、と思いました。
それがそもそもスキルなのかもしれません。
挙げるとキリがありませんが歌う際に注意すること、だいぶ増やすことができました。こうすればできるというケースも経験してきました。

合唱をやっていて、やりきった! とか、もうこれ以上の演奏はできない。という境地までいくことはできるのでしょうか。
どんな言葉が自分に去来するかは分かり得ませんがその、境地まではいきたいと思っています。
際限のない境地。

学生団員も増えてきました。子供を抱える団員も増えてきました。10代~40代という世代の中でも幅広さが出てきました。

打ち上げで、団員みんなMEAがいい、MEAでいいと言ってくれた。

僕はその屈託のなさが余りにもうれしかった。
団員ひとりひとり、自分しか見ることも感じることもできない人生の視界の中で、各々のスペシャルな人生の歩みの中で、
各人 歌の課題と向き合いながら、VoxMEAで生きていきたいと思いました。

今後とも混声合唱団VoxMEAをごひいきに、よろしくお願いいたします。

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第7回演奏会 2015.9.20

9月20日、伏見の電気文化会館ザ・コンサートホールにて第7回演奏会を行いました。
372名もの方にご来場いただきました。
ご来場いただいた方、まことにありがとうございました。
定員395名のところに372名なのでほぼ、満席でした。
創団15周年、多彩な選曲、その中で委嘱初演「なあしなあし なごやうた」、と様々なファクターがあり、演奏においてはミスもありましたが、そのウェーブに団が乗っかった感じで4ステージを駆け抜けました。
拍手もたくさんいただきました。

ウェーブ、勢い、、
実感がいまいちつかめてないのですが、指揮者の元、多種多様な曲をこなすことで団員ひとりひとりのスキルが上がったことは言えると思います。
若い人も入ってきて、人材の活性化もできていると思います。
コンクールでも銀賞でしたが、3団体中2位という結果もあります。
そのあたりがあいまっているのだとは思います。産み出すというより、産み出された感じ。

前回演奏会から2年2ヶ月。こういう取り組みをすればこういう演奏会になるんだという「団としての記憶」。これをまず射程に置いた上で、改善しながら歌っていきたい。強いて言えば、団員の主体性をプラスする、のではなく「主体性を持って」

今回の各ステージ名、東西南北→日本→アメリカ→そして笑顔で名古屋(4ステ)へ帰って来れました。
第7回演奏会を終えたVoxMEAは次の土曜日からまた新章をスタートさせます。
どんな出会いが待ってるのかな、楽しみです。
まず新しい出会い、これ絶対。
それだけじゃない、現各団員の次の段階との出会いも
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2013.12.28 第1回団内発表会

第1回団内発表会を行いました。
場所は中川文化小劇場。ここでは夏にも第6回演奏会を行いました。事前告知は行わず、団員が身内だけ呼んでいたため観客は20名ぐらいでしょうか。
コンクール後、ターゲットをこの日に定めてアンサンブル力の向上を図ってきました。ステージ上の移動や客席を使って演奏するなど、VoxMEAの音楽の幅を広げるものともなりました。

課題と未来が見え隠れする団内発表会でしたが、団員ひとりひとりの主体性が問われていることを自覚するよいきっかけとなりました。
写真は、団員からも「このHPの写真はちっちゃ過ぎる」と声が上がり始めたため(笑)、拡大版を載せます。

■演奏曲

木下牧子
1.サッカーによせて
2.さびしいカシの木
3.ロマンチストの豚

佐藤賢太郎
4.つながり(アカペラVer.)

信長貴富
5.しあわせよカタツムリにのって

Maurice Durufle
6.Ubi caritas

Ora Gjeilo
7.Ubi caritas

J.G.Rheinberger
8.Abendlied

鷹羽弘晃
9.手紙
10.YELL

佐藤賢太郎
11.つながり(ピアノVer.)


※写真を載せてみて、匿名性重視というのはほんとは言い訳で(苦笑)、拡大版にするやり方が分からなかったのですが簡単にできたし、意外とほどよい大きさなのでこれからも織り交ぜていきます。
なんと言っても、手前みそですが、演奏後の団員の笑顔が何にも増して発信力があると再認識。(両サイド、写ってない人スマン)

第6回演奏会 2013.7.7

去る7月7日に第6回演奏会を開催いたしました。
名古屋市中川文化小劇場には、341名もの方々にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。

前回の第5回演奏会から約1年半。
繰り返すのですが、こちら側(演奏者側)だけでこじんまりとする音楽からの脱皮が命題でした。
ヴォイストレーナーに三輪陽子先生を迎えて発声法の見直しに着手し、従来の曲作りをホールの空間芸術として成り立たせる練習を積んでまいりました。

簡潔に述べると、上記のことが結実できた演奏会であったと振り返ることができると思います。
団員各々も手応えを感じて演奏ができたようですし、演奏中の雰囲気からもアンケート結果からも各ステージまんべんなく好評をいただきました。

新しい仲間、多くのご来場いただいた方々。
団としての成長を自他ともに認めることのできた演奏会だったのではないでしょうか。


ゲネプロ


演奏30分前の全体写真撮影後

しかし私たちには安住できる部分などなく、チャレンジャーとして今後も音楽活動に邁進する所存であります。
次は8月11日の合唱コンクール愛知県大会。
演奏会での熱量と、個人個人および団レベルでの課題克服を礎として、演奏会に並ぶ最高の場で私たちの最高の音楽を実践できるよう、1ヶ月間 取り組みます。

第5回演奏会

2012年2月19日(日), 第五回演奏会を行いました。
会場 : しらかわホール
Ⅰ.ルネサンスステージ Ⅱ.Jesu, meine Freude BWV 227(J.S.Bach)
Ⅲ.五つの童画 (三善晃) Ⅳ.Jポップスステージ
当日はお寒い中、多数のご来場をいただき、誠にありがとうございました。

色々な個性があり、色々な都合があるなか、こうして合唱を続けていられることに本当に感謝しています。

この日の感動、感謝、その他もろもろ、全てひっくるめたものを“自分が歌う”活動の源泉として、第6回演奏会では更なる演奏の高みを目指していきたいと考えています。

第5回演奏会

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いよいよ2012年2月19日(日)の混声合唱団VoxMEA第5回演奏会まであと4か月。練習も熱を帯びてきました。
今回もルネサンス、バッハ、三善晃、J-ポップと「好きな曲は何でも取り上げる」というVoxMEAの選曲方針を織り込んだ、欲張りな構成となっております。
会場はついに念願の三井住友海上しらかわホール。
ホールに名前負けしないよう、現在猛練習中です!
進化し続けるVoxMEAに何卒ご注目ください。

チャリティーコンサートRequiem(安息)に出演しました

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アメリカ同時多発テロから10年、地雷撲滅に向けてのチャリティーコンサート、東日本大震災復興に向けてのチャリティーコンサート Concerto vivaceⅣ Requiem(安息)に出演しました。
VoxMEAが日頃お世話になっているトレーナー中村貴志先生の呼びかけにより、ディ・ムジカンテン室内管弦楽団さん・混声合唱団スコラカントールムナゴヤさんとの共催でモーツァルトとドブロゴスのレクイエムを演奏しました。
場所は憧れの愛知県芸術劇場コンサートホール。この素晴らしい舞台で、この仲間と、この曲目を演奏出来たことを本当に幸せに思います。
10年前の9・11及び半年前の3・11で何気ない日常を送ることのできる幸せをまさに痛感させられました。これまでは当たり前だった、仲間と一緒に歌うことの出来る喜びを今まさにかみしめながら、VoxMEA一同心を一つに練習に励んでいます。
私たちに出来ることはほんの小さなことですが、この積み重ねが「平和」と「連帯」を生むことを祈って。