明治村第3回演奏会

11月14日(日)、明治村第3回トリエンナーレに演奏会という形で参加させていただきました。
・ルネサンスの響き
Ave Maria (グレゴリオ聖歌)
Ave Maria (J.Arcadelt)
Ave verum corpus (W.Byrd)
Ne timeas, Maria (T.L.Victoria)
・バッハのモテット
Jesu, meine Freude, BWV227 (J.S.Bach)
・ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽
・翼を下さい (編曲:渡邉なつ実)

午前中に近くの会館で練習したあと、明治村に行きました。


紅葉が色鮮やかに帝国ホテルを引き立てます。村全体が紅葉しているわけではありませんが、歴史的建造物のそばには必ずといって良いほど紅葉スポットがあります。

聖ザビエル天主堂の付近①、奥に見えるのが聖ザビエル天主堂。

聖ザビエル天主堂の付近②

時間があればもっと見て回りたかったのですが、本番の演奏があるので泣く泣く演奏会場である聖ザビエル天主堂に。

演奏会ポスターは会場である聖ザビエル天主堂の正面に飾ってありました!こういった明治村スタッフの方の心遣いは私たち参加者にとって本当にありがたいです。

本番の様子です。本当はステージ正面から撮りたかったのですが、当たり前ながら出演者なので舞台袖からの写真です。

個人的にはルネサンス曲の演奏が最も記憶に残っています。教会の響きをうまく掴むことができ、中世の西洋人が感じたであろう、神秘的な響きが出せたのかなと思っています。
全体的にも、まだまだ課題は多くあるものの、団員一人ひとりの進化を感じることのできる演奏会でした。はるばるお越しいただいた方、たまたま足を止めていただいた方、大勢のお客さまの前で演奏をすることができ、たいへん感謝しています。
私たちの音楽を一人でも多くの方に聴いていただくことは、私たちがこれから少しでも良い音楽を作っていこうという励みになります。お忙しいなか演奏をお聴きいただき、本当にありがとうございました。

明治村トリエンナーレ演奏会のポスター

いよいよ来週は明治村トリエンナーレで演奏します。そのためのポスターを作成しました。芸術の秋ということで、紅葉をイメージしたデザインにしました。秋の明治村は歴史的な建造物が紅葉に彩られて、とても美しいです。紅葉狩りのついでに、ぜひ聖ザビエル天主堂にお立ち寄りください。


当日、このポスターはどこに貼られるかも、何人の目に留まるかも不明です(笑)。できるだけ多くのお客さんにこのポスターを目に留めて頂き、VoxMEAの音楽を聞いてもらえるきっかけになれば嬉しいです。
演奏する曲について、当初から変更しましたのでお知らせします。
新規に演奏する曲 : グレゴリオ聖歌 “Ave Maria”
演奏しない曲 : 乾杯 (編曲:信長貴富)
乾杯は名アレンジなので残念ですが、その分は他の曲を一生懸命歌いますのでよろしくお願いします。

10月30日の練習

明治村トリエンナーレに向けた練習を行いました。
練習内容はルネサンス曲とバッハ”イエスよ我が喜び”で、バッハが主体でした。


ルネサンス曲は結婚式で歌った”Ave verum corpus”、”Ave Maria” を練習しました。柔らかい響きで歌えて、なかなか良い演奏ができたと思います。反面、コンクール課題曲の “Ne timeas, Maria” は久しぶりに歌ったせいか、あまり良いところのない演奏で、指揮者からは『(コンクールで良かったのが)腐ってるね』と言われてしまう始末…(泣)。次の練習では挽回せねば。
バッハの”イエスよ我が喜び” は3月の公開録音以来、半年振りの演奏になります。コンクール後で練習回数も少なく、公開録音後に入った団員もいますが、パート内でのフォローのおかげで良い感じに形になっています。
この日のバッハで、指揮者からは『息の流し方』、『体の使い方』を多く指摘されました。メリスマの箇所で息を流せず、結果、音程が上ずる・走る・音が浅くなるなどし、音の跳躍のところでは不要に音が大きくなったり、音が固くなったりしました。
難しい曲ですが、こういった課題に取り組むことで個人の実力は確実に向上していると感じています。
練習後は飲み会が企画されていました。

何か特別なことがあったわけでもない、普通の飲み会でしたが結構な参加者が集まりました。新しく入られた方ともお話することが出来ました。普段の練習ではなかなか話せない人とも、こういう場で色々な話を通じてお互いの考え方を理解し合えるのは本当に面白いです。

充実した練習を重ねて、再来週の明治村トリエンナーレでは最高の演奏をしたいと思います。

10月10日結婚式

新郎新婦共に団員ということで、合唱を通じて知り合った仲間が新郎新婦のためにお祝いしました。最初から最後まで歌に包まれた一日でした。


結婚式で歌う曲の練習

結婚式での演奏
Ave verum corpus (W.Byrd)
讃美歌312番 「いつくしみ深き」
聖歌85番「みかみのあいをば」
Ave Maria (J.Arcadelt)

いつも参列者がいきなり歌うので親族の方や他の参列された方にはとても驚かれます。この人数の生演奏を結婚式で披露することはなかなかできません。VoxMEA団員の方はぜひご利用ください(笑)。

披露宴での演奏
感動させる側が、感動のあまり泣いちゃアカン。・゚・(ノД`)・゚・。
ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽
翼を下さい (編曲:渡邉なつ実)

“翼を下さい”はこの日のために渡邉なつ実先生に編曲していただいた曲で、もちろん初演です。渡邉先生は同じ日に作曲コンクールで良い結果を得られたということで、本当におめでとうございます。

披露宴での演奏後、サプライズで新郎新婦に“翼を下さい”にちなんだ布絵をプレゼントしました。有志を募り、布絵作家・ヤマヤアキコさんに作っていただきました。布の風合いを活かした、温かみのあるとても優しい絵です。贈ることができて本当に良かった。

結婚式二次会での演奏
夢みたものは… (木下牧子)

最後にみんなで“夢みたものは…”を歌いました。結婚式で歌う定番曲で、久々に会う人達とも一緒に歌える名曲です。

新郎新婦のお二人、ご結婚本当におめでとうございます。

10月9日の練習

明治村トリエンナーレと、明日(10月10日)行われる団員の結婚式で歌う曲の練習を行ないました。


Ave Maria (J.Arcadelt)
Ave verum corpus (W.Byrd)
翼を下さい (編曲:渡邉なつ実)
ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽
夢みたものは… (木下牧子)
新旧の団員が明日の結婚式へお祝いに集まるということで、今日の練習は半端ない人数が集まりました。外はすっかり涼しいですが、練習場は暑いくらい(笑)。本番前ということもあって、気合の入って集中した良い練習でした。

中村先生練習

中村先生に練習をみてもらいました。
曲は明治村トリエンナーレと団員の結婚式で演奏する“Ave Maria (J.Arcadelt)”、“Ave verum corpus (W.Byrd)”、“ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽”でした。中村先生曰く『残念ながら結婚式に行けないので、ここで本番レベルに仕上げてお祝いします(笑)』とのこと。


“Ave verum corpus”はまずまずの練習ができました。指摘された『子音から音をイメージして出す』ことは、苦手な音の立ち上がりを克服するために意識していきたいです。練習を通じて曲のイメージを表現し、感じることができたのかなと思っています。
“Ave Maria”は残念ながら中村先生の期待に応えられない出来でした。音が完全に取れていない、弱声で入るフレーズが多い、色々な理由があると思いますが、とにかく声の立ち上がりが悪かったと感じました。他にも目前の音を意識しすぎてフレーズ感が無くなる/息が最後まで持たない等々、ちょっと前までコンクール課題曲をやっていた経験が活かせない『リセット』された出来でとても残念です。

中村先生もご立腹(嘘です)。

“ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽”は時間が無いこともあって、発音を中心に指導してもらいました。フランス語の発音はシツコク繰り返し覚えないといけないなと実感しています。
練習後は中村先生とご飯を食べに行きました。去年の同じ頃行ったお店を再訪です。

中村先生もお酒が入ってノリノリ。こういうときに名ゼリフが出ます(笑)。


練習は今一歩のところもありましたが、そういった反省や他愛も無い話、いろいろな話をみんなでワイワイと意見交換することが出来た、とても良い場でした。

明治村トリエンナーレに向けて

明治村トリエンナーレで演奏する曲が決まりました。
・教会音楽の原点①
Ave Maria (J.Arcadelt)
Ave verum corpus (W.Byrd)
Ne timeas, Maria (T.L.Victoria)
・教会音楽の原点②
Jesu, meine Freude, BWV227 (J.S.Bach)
・日本の歌謡曲
翼を下さい (編曲:渡邉なつ実)
乾杯(編曲:信長貴富)
・教会音楽の原点③
ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽
“教会音楽の原点①~③”は暫定で名付けたステージ名で、われながら実に味気ない。そのうち更新します(笑)。


前回(2007年)に撮った写真で、微妙に違う写真をトップに使っています。

今回演奏する曲目はここ一年で歌ってきた曲をほとんど全部盛りですね。練習する時間も少なく非常にしんどいのですが、少ない時間で集中して曲を仕上げる訓練になると思います。
こういったときは、これまでの練習で言われてきたことを最初の練習で当たり前のようにできることが重要になります。曲が新しくなったら歌い方もリセット!なようでは何年たっても上手くならないんですよね…。
次回の中村先生練習では“Ave Maria”と“Ave verum corpus”を、コンクールで学んだことを活かして、きちんと歌いたいと思っています。全体的には前回の練習で言われた『スムーズな息の流れ』『母音でのピッチ変化をなくす』『最後まで歌い切る』ことをもう一段高いレベルで実現していきたいですね。

結婚式で歌ってきました

ソプラノの方が結婚されるということで、披露宴で演奏をしてきました。
乾杯 (編曲:信長貴富)
夢みたものは… (木下牧子)

『乾杯』は鉄板の結婚式ソングで、VoxMEAでは新香山中と団員の結婚式で歌っています。『夢みたものは…』は合唱では定番の祝婚歌で、VoxMEAでは2009年のジョイントコンサートで歌いました。これまでほとんどの団員の披露宴や2次会で歌ってたりします(笑)。


控え室を借りて曲の練習をしました。久しぶりの顔ぶれがいたり、コンクール直後で曲の煮詰めが足りていないこともあって演奏直前なんですが、曲の仕上げに熱が入っていました。結構厳しく指示されましたが、参加者の士気も高く何とかついていけました。

演奏が終わって新郎新婦と参加者で記念撮影を撮ってもらいました。
拙い演奏でしたが、自分たちの出来る限りの演奏ができて良かったと思っています。
新婦は、ご自身の都合でここ最近のVoxMEAはお休みされています。
にも関わらずこれだけの人数が集まったのは、これまでVoxMEAで活躍されてきた新婦の人柄とメンバーの気持ちの表れでした。いつものメンバーと久しぶりのメンバー、みんなで一緒にお祝いできたかけがえのない時間でした。
VoxMEA は来るものは拒まずの精神で、多くの方に活動に参加していただいています。一方で、仕事の都合や家庭の事情でなかなか練習に参加できなかったり、休団・退団される方も大勢います。
こういった事情のなか10年のあいだ歌い続けてこられたのは、みんなが音楽と人の出会いを一期一会で、大切にしてきたからだと感じています。

披露宴の最後、新郎新婦を扉の外で出待ちして記念撮影をしました。本当に新婦は綺麗でした、また暇になったらVoxMEAへ遊びに来てください(笑)。

9/4 練習と今後の活動予定

久しぶりの更新です.コンクールで燃え尽きた…わけでなく,公私ともども忙しく更新を怠っていました(´・ω・`)ごめんなさい.コンクール後,VoxMEA は次のイベントに向けた練習を行っています.近々の日程は以下のとおりです.
9月5日(日) : 結婚披露宴で演奏
夢みたものは… (木下牧子)
乾杯 (編曲:信長貴富)
10月10日(日) : 結婚披露宴で演奏
ラシーヌ賛歌 (G.FaurクJ羽
Ave verum corpus (W.Byrd)
Ave Maria (Arcadelt)
翼を下さい (編曲:渡邉なつ実)
11月14日(日) : 明治村トリエンナーレ2010「第3回芸能・芸術祭」で演奏
これに併せて,9月18日(土)には中村先生による『Ave verum corpus』『Ave Maria』の全体練習があります.
VoxMEA は団員・元団員の希望により有志で結婚披露宴で歌うことが多いです.歌う曲は基本的に新郎/新婦の意向を反映していますが,ここで歌った曲を明治村トリエンナーレでも演奏しようという魂胆もあります.あざとい!(笑)


この日は明日に控えた『夢みたものは…』『乾杯』と,来月演奏する『ラシーヌ賛歌』の練習をしました.写真では分かりにくいですが,奥の女声の密度が高く,人数比ではほとんど女声合唱団でした(笑).
なかなか練習する時間も限られていますが,できるかぎり一番の演奏をして仲間の門出をお祝いしたいです.

2010年 合唱コンクール県大会に出場しました

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結果 : 銀賞 (3位)
課題曲G1 : “Ne timeas, Maria” (Victoria)
自由曲 : 『五つの童画』より”砂時計”、”どんぐりのコマ” (三善 晃)

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団員のみなさん、お疲れ様でした。
例年以上に力を入れた活動をしてコンクールに望んだだけに残念でした。
出てしまった結果はどんなに悔しがっても覆らないので、冷静に自分たちの音楽が豊田市少年少女合唱団さんや、エシュコルさんに劣っているところを分析しないと、来年も同じ思いをするのかなと思っています。
自分自身、どうしても時間が無いなか VoxMEA の活動にだけ打ち込みがちで、周りの音楽を聞く機会が減ってしまっているな~と、反省しています。

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今年の VoxMEA はコンクール初めてという人や、合唱のステージも数えるほどしか乗っていない新人さんもいました。そんな中でも自分たちの音楽ができたことは大きな成果でした。というか、新人さんのモチベーションは高くて、逆にこっちが引っ張ってもらってました(笑)。
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打ち上げの2次会では中村先生も合流して賑やかに盛り上がりました。飲みながら、こういうときのモチベーション回復法について教えてもらったり。こういった話を聞くだけでもプロは違うな~と勉強になりました。