NHKコンクール課題曲が凄い

今年のNHKコンクール中学生課題曲は「I ♥ ×××(アイ・ラヴ)」(大塚愛)なんですね。「手紙」・「YELL」に続く有名アーティスト作曲の第3弾で、NHKも本気で取り組んでいるんだと思います。
Nコン2010 | 課題曲
課題曲JukeBoxで昔の課題曲も聴けます。
自分が中学生の頃を思い返すと、文化祭とかで歌う曲は「大地讃頌」とか昔から決まりきった曲が多いせいか、合唱って音楽としては割と終わったジャンルって思っていました。こういうような取り組みを通じて合唱音楽が活性化していっているのかな、と少し思います。
あと、メディアミックスなのかその辺りの都合は分かりませんが、「I ♥ ×××(アイ・ラヴ)」自体は8月のみんなのうたから放送されるんですね。だからコンクールまではどの学校もこうしたら良いという教科書的な答えが無いんです(ひょっとしたらこれが目的なのかしれませんが)。ポップスの合唱って原曲を意識しながら歌う所が大きいと思うのですが、これは凄いと思いました。Wikipediaによると、こんなエピソードもあります。
* 中学校の部:「手紙」(混声・女声3部合唱)
作詞・作曲:アンジェラ・アキ 編曲:鷹羽弘晃
「課題曲をうたおう」にて中学校の部の課題曲「手紙」(混声3部合唱)の途中で手拍子が入るが、楽譜には特にそのような指示は無く、合唱指揮者の雨森文也が自らの考えで入れたものであった。手拍子は採点対象外なので入れるか入れないかは自由。

単なる競技としての合唱コンクールではなく、生徒にいろいろと考えさせて表現をさせる場になっているんだな、と本当に感心しました。
去年と一昨年の課題曲の演奏。



去年のNHKコンクールで指揮者が泣けるくらい感動したと書いてましたが、団体は違えどこりゃ泣けるわと思いました。今年は機会があればブロック大会に行ってみようと思います。

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