5/22 全体ボイトレに向けて

次の練習は全体ボイトレですね。
なんとなくですが、心がけみたいなものを書いておきます。
自分の課題を見失わない
前に書きましたが、個人ボイトレに対して、全体ボイトレでは個人の実力は大して上がらないと思っています。なぜなら合唱団の課題はほとんどの場合、個人の課題と異なるからです。
まず全体ボイトレでは普通、トレーナーは一般的な解決法をとることが多いです。合唱団としての質を上げるために当然の手段なんですが、少数派な人はやっても良くならないか、ひどい時には悪くなる可能性があります。ピッチが上めな人が、パート全体としてはピッチが下がり気味なためにトレーナーから「もっとピッチ上げて」と言われて上ずりまくっているとか。
そして、トレーナーは聞こえる音に対してトレーニングをするので『声の小さい人』や『音域に届かない人』はトレーニングしようがない。なんか指摘されたけど、自分はこの音域だせないから…って、個人ボイトレでは逃げられないんですけど、全体ボイトレでは逃げられるんですよね。
こういった『合唱団の課題』と『個人の課題』を混同しないためには、まず『個人の課題』を認識することが重要だと思います。
もし課題曲のある部分で、トレーナーに言われた事が自分の課題と一致するなら、課題を克服することで曲を良くしていかなければいけない。一致しないなら、問題が無いのか聞こえていないのか、どちらかを判断して、聞こえていないと思ったら、今の時点では積極的に音を出してもらいたいと思います。コンクール間近では音を出さずに人に任せるっていうのも重要な技になるんですが、今だったらチャレンジしてもいいと思うんです。
中村貴志の技を盗む
中村先生は公式ホームページに書いてあるとおり音楽家です。
Wikipediaによると音楽家は
音楽家(おんがくか)、ミュージシャン(musician)は、曲を作ったり(作曲)、演奏したりする人のこと。
というわけで、自分の定義では中村貴志は合唱指揮者で編曲者で声楽家です。
普通、合唱団の前に立っている人は指揮者で、実際に中村先生はGoogleによると、愛知県を代表される合唱指揮者なんですが、プロ声楽家でもあります。うちらは練習の最初に姿勢を作って、呼吸法をして、ハミングして、発声してようやく練習に臨むのですが、中村先生は日常会話からして歌うときの発声をしているから凄い。
合唱ではよく『上手い人の横で歌うと上手くなる』といわれます。中村先生が課題曲をどう歌うのかをよく聴いて、発声法や表現の仕方とかを真似するだけでも上達するきっかけになるのではないかと思います。
…と、伝えたいことを書きまくったんですが、実は5/22 全体ボイトレに行けません(涙)。本当に行きたかったんですが物凄く重要な予定が入ってしまったので泣く泣く欠席します。5/29の練習に参加しますのでよろしくお願いします。

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