相変わらず暇をみてはボイトレしています。
今日は、やっている中でいろいろと分かったことをメモ書き程度に書いていきます。
■巻き舌について
巻き舌をできるようにするポイントで奥さんに巻き舌を教えたのが約一ヶ月前でしたが、今は余裕で巻き舌ができています。本当にちょっとのきっかけで出来るようになります。
教えていて分かったんですが、巻き舌をしようと意識し過ぎると息を強く流そうとするので、聞いているとアタックしているように聴こえます。出来るようになったら、自然の息の流れで出来るようにするのが次のステップです。あと出来るようになった本人談として『ドイツ語で”BACH”の”CH”を発音しながら舌を歯の裏側に持ってくると舌先が震える』だそうです。やってみましたが、確かに息の当て方が巻き舌をするのにちょうど良い感じなので過去記事に追記しておきました。
■ブレスについて
ブレスのことで、腹斜筋を使うことについて書きました。奥さんもそうなんですが、女の人って腹式呼吸法の入り口が『おヘソの下、丹田の位置を意識する』ことなので、腹斜筋って言われても…って感じでした。そんな方に具体的にどこをイメージするかです。
①口は開放させて(『ハー』とか)できるだけ抵抗を無くした状態にします。その状態で、図に示すまでもなく、いつものようにおヘソの下を限界まで押して息を出し切ります。
②息を限界まで出し切ったら、図のように脇腹を意識して内側にお腹を絞り上げます。上手くいくと息を出しきった状態から、さらに息が出てくると思います。ここで使っているのが腹斜筋です。
イメージが掴めたらブレスをするトレーニングをすると良い感じに鍛えることができます。うちらがしているのはこれです。
腹から声を出す!その2 | 烏は歌う
・レベル3→瞬間的にお腹を凹ませて「sh!」、即座に腹筋を緩ませて吐いた分だけ息を吸う(吸うというより緩めたら勝手に空気が入ってくるイメージ)、即座にお腹を凹ませて「sh!」、即座に腹筋を緩ませて…というのをエンドレス
スタッカートブレスは結構メジャーなボイトレなんですが、こっちは少しマイナーかも。
スタッカートブレスの変形です。
練習の例としては、だいたい120bpm(1秒間に2呼吸)前後で、30秒1セット。
きつかったり楽勝だったりなら、適量になるようにセット数や拍を調整してください。
(いきなり180bpm・1秒間に3呼吸くらいでも行けるかな?)
「sh!」を「ハッ!」に変えてみたり、スピードの限界に挑戦してみたりすると、かなりの負荷です。
呼吸法でよくやるような「shu」とか「shi」とかでは圧力がかからず腹筋を鍛えられないので「sh!」を意識して出しています。姿勢は重要なので、できれば壁に背中をつけた状態で。書いてあるように♪120で1分間やろうとすると、腹直筋だけでは苦しいです。うちらは腹斜筋を使わないと持ちませんでした。
こうして腹斜筋が使うように出来ると、お腹をおヘソの下の「点」で支える状態からおヘソの下から脇腹にかけての「面」で支える状態に変化していきます。一週間くらい続けると、横隔膜にかけられる力が増えて、いつもより楽に歌えることに気づくハズなので、まだな人はぜひ!ひょっとしたら今日からでも合唱祭に間に合うかもしれません!!(笑)