2018/11/17

秋も深まり、夜中には81.7兆km離れた遥か彼方からその光を放つシリウスが、悠然と超然とMEAを見守ってくれています。MEAが見守るように。

筆者は午後、我が団のヴォイストレーナー・三輪陽子先生によるヴォイトレを受けてきました。
写真は僕の次の受講者。
声を出して合わせるのか。周りを聴いて合わせるのか。
という二択で論じられない、むしろ答えは音楽にある、という教えをいただきました。
答えのないところで考えてたことが分かったこと、が進歩だったかなあと思います。もっともっと知らなければならない。陥りがちな単純なところで自分が止まってしまっていないかと自詰問しなければなりません。もっと充実したところでできるはずと。

女性会館での本練。
グリットン「Tea for Two」
up-down,down-upを、アップアップせずに↑beat↓を感じ、かつ発する練習。

後半は、相澤直人「ぜんぶ」
スキャットの後の最初の言葉
「たいせつなことはぜんぶここにある」
を気持ちだけで歌ってよしとするのではなく、実際に音楽として伝えるための技術を落とし込む指導でした。
少しだけでも長さのあるテヌートを付けて歌って、伝えたい言葉を出すとか、助詞を通り抜け(本文で言うと、たいせつな の「な」を突き抜けて、たいせつ の重みが こと、に掛かっていく。というような)たり、ぜんぶ が ここにあるを優しく包む といった意見も出て、闊達に団で試行錯誤ができています。

さて、、
リーダーシップ という前にまずオーナーシップ(自発性)を持たせる、なんていうコラムを読みました。そもそもシップとは何ぞやというと、~としてあるべき姿という意味だそうです。
とかく現代人、様々な事件や問題が起こるご時世、安全に過保護に育てられておりとてもデリケートであり受け身、他人にコントロールされやすく人の顔を見て動くようになる、と論じています。
オーナーシップ。自分シップ。合唱マンシップ。
個を尊重する、なにか行くべき道を見い出しやすい力強い言葉に出合えたなと勝手に思ってここに書きました。

練習ブログに話を戻して、決して練習参加者は多くはありませんでしたが、人数なりに浸透できる練習を行うことができたと思っています。

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