文責:M
合宿二日目。
走り回る学生と、気だるげな社会人と…
みんなでラジオ体操、「朝のつどい」。
ピアノの精緻さ、
作曲家の挑戦的な旋律、
作詩家の想像を産む言葉達。
ティオは四方八方に広がる、クロスワードパズルのようです。一つひとつの言葉は音符は見えているのに、それを繋げるところは自分で考えないと、歌わないといけない。
たとえ見えてる音に正確に当たったとしても、その間を繋げていなければ、それはつぎはぎで意味をなさない…。
お腹からのエネルギーに満ちた声と想像力と…、合宿で少しはパズルの穴埋めが進んだでしょうか?
合宿最後の食事を終えて、蒸し暑い体育館で、まずはおさらい女声練。
体育館は響きが強烈で、宗教曲は、教会で歌ったらこんな感じかな…とふと思わせるものでした。
大聖堂の残響の後には、夏の陽射しからツクツクボウシ。
夏休みの最後にふさわしい合宿となりました。