ホールの記憶、正負ではなく、ホールの記憶。
名古屋文理大学文化フォーラム・・・ ある。
中川文化小劇場も・・ ある。
しらかわホールも・・ ある。
熱田文化小劇場・・・久々で・・・ない。
今宵、合唱団 花集庵さんと合同試演会。ホールの記憶とともに、VoxMEAが合唱「団」として記憶の1ページを増やし、刻むときが訪れました。
花集庵団長とVoxMEA代表によるエール交換
(お菓子ありがとうございました)
合同体操、合同ブレス
ゼスチャーで表せない「音楽」ってもんは難しい(。だからがんばりましょう)、と語る花集庵指揮者。
引き続き、VoxMEA指揮者による合同発声
コラボの相乗効果か、ホールの恩恵か、(自分で書くのもナンだが)ものすっごいいい音。筆者でも分かる倍音
おのおの練習。
「練習してきました、って音楽はやめよう」と声をかけるVoxMEA指揮者
ホールの対壁(たいへき)から自分の声を発する感覚。それは響くホールでもデッドなホールでも変わらない。
そしていよいよ合同試演会。
本番での演奏順に倣って花集庵から、課題曲、自由曲
基本的に発声ができており、聴かせどころが確実に押さえられている好演。
花集庵指揮者によるプチワークショップ
やっぱりお互いに指摘されたことは、主に自由曲の入り。
よく歌い込まれた課題曲のラストから、さらに高いテンションで始めたい。各指揮者が思うスキルを各団にフィードバック。しかもそれに団それぞれが大きく頷き合う。本番1週間前に。
これはもうある意味、事件ですね。
選曲は戦略だ、という今は昔の、やる曲を秘密裏に秘密裏にしてきたコンクール。時代が変わったとか追い付いたというよりは、時代を創った感じ。
新しい扉をこじ開けた両団。
じゃあ歌おっか、ってなり(予定通り)、
そして交流会へ流れ込む
「戦う前からノーサイドだ」と乾杯するVoxMEA代表
曲についてのフィードバックや、プレコンクールみたいなことができたことは収穫。でも、この合同試演会自体に関しては、客観性は抜きにしときたい。
従来、交わらない二本の線が交わった。。
同じ志向を持つ二つのコミュニティが間近でぶつけ合い、歓びを分かち合った。。
それでええじゃないか。