緊張感を保ったまま、緩めるブレス。
息の源泉によって吐かれるブレスはその深さによって、深さが違う。
とは、JRセントラルタワー25周年記念イベントから駆け付けていただいた藤森先生。
もはや、藤森先生練習、ひいては、ある真夜中にに触れられる機会はそう多くない。
音楽的に「!」なフレーズは、その前に「!」を歌う。
筆者がたいへん共感したのは、「!」を藤森先生が、
エクスクラメーションマーク
と仰ったこと。
そう、これはエクスクラメーションマーク。長ったらしくてカッコいいでしょ。
ある真夜中に。
我々、混声合唱団VoxMEAが、催す演奏会のメインステージに選んだ日本語組曲。

受け渡す場面を、全員がメロディーを歌うように。
休符があろうがなかろうが、絶え間なく音楽を続けるために、いろいろな定義付けが音楽を縮こまらせちゃう気すらした。
音楽を備えなさい。
音楽に備えなさい。
そう言われた気がした。