先週が次回演奏会のちょうど1年前、ということで決起しようぜと指揮者と飲んでた店で延々流れていたのが、90年代の邦楽ポップソング。
年令的にビンゴで、ジュンスカ(イウォーカーズ)とかかかっていて、多様化でない時代を懐かしんでました。
我々合唱団たるもの、言うなれば「カバー」ばかりですよ。委嘱初演など我々MEAにとっては、悲しいかな縁遠い話となってしまっています。
ルネサンスやロマン派などのクラシカルな合唱曲に身を任せると、カバーなどという安直な表現は適切ではなく、四次元的(時と場所)にタイムスリップできて(した感覚に陥れて)、特にポリフォニーなんて歌っていますとね、その連なり合い,重なり合いに身を置くことで、中世の香りというか、至福の時間を噛みしめることができます。
ここ最近は千原やディズニーに取り組んでいますが、ルネサンスは切っても切れない、どころか切る気自体、毛頭ないと筆者は思っているのであります。
先週同様、東生涯学習センター。
♪「この星に生まれて」千原英喜
歌いつつ今時、「地球」と書いて「ほし」と読みがちだが、言葉は生きている、それでいいと思い聞かせながら歌いました。
男女の掛け合いを、アンサンブルで行わせる構成。
「あなた」を「愛した」から
この星に生まれてよかった。と歌う。
あなたにとっての「あなた」がいるとしてそのあなたに「あなた」と呼ぶことはありますか。
また、愛したものに「愛した」と伝えていますか。
曲がズルいのではない。
我々がズルいのだ。
曲の力を借りて言った気になっているのだ。
♪「寂庵の祈り」
「ある真夜中に」ともに千原英喜
これらも通し、これで組曲4曲すべてに手を付け、先週よりは進歩を感じた。
木と森の間にある「林」は見えた気がしました。
♪「美女と野獣」
「チムチムチェリー」
「Supercalifragilisticexpialidocious」
も通して、ディズニー関係は一旦区切り。
次週はイーブル名古屋です。