愛知県下にも緊急事態宣言が発令された初めての週末、利用させて頂いている公共施設も閉館時間が早まり、それに応じて、活動時間を短縮して練習を行いました。
前回同様人数は少ないものの、各パートそろうことができ、声を出す身体の色々な使い方や、久しぶりにハーモニーを整えることを意識して非常にクリアな響きを感じながら歌うことができました。
このような緊急事態宣言の中、合唱は不要不急の活動では・・・問われれば非常に苦しいところもあります。
「生きていく中で、音楽が真に必要なのかどうか」はよく議論されるところではありますが、声をあわせて歌うこと(また、それを聴くこと)、それは、直接的ではないにしても、人とのつながりを感じ、生きる希望を見出すことのできる精神的に非常に重要な行為だと信じています。そして、それを感じた人が、一般的な社会活動において、人を助け、支えることができる行為につながっていくものだと信じていますし、マスク着用、消毒、距離をキープするといったことは当然のことながら、さらなる感染拡大防止対策に努めて、歌える場所があれば、それに感謝して、活動を継続できればと思っています。ただ、もちろん社会情勢がさらに厳しくなったり、歌える場所がなくなったりしたら、すぐにでも活動は休止と思っています。だからこそ、今、歌える環境、仲間、指導者がいることには心から感謝しかありません。