「銅賞」コンクール県大会 2018/8/5

2018年度コンクール県大会の結果は一般混声「銅賞」でした。

【課題曲】G2
Franz Schubert「Chor der Engel」
【自由曲】
David Wikander「Kung Liljekonvalje」「Förvårskväll」

【各審査員順位】
銅賞 VoxMEA 33333
金賞 うぃろう 12221
金賞中部 花集庵 21112

【審査員講評】
・西岡茂樹先生
(課題曲)発声・音質B 音程・ハーモニーC 音楽性B 選曲B
ドイツ語が浅いように思います。(特に女声)
それがロマン派の音楽の香りが流れてこない一つの理由ではないでしょうか。
ハーモニーも決まりきらない感じがあります。
(自由曲)発声・音質B 音程・ハーモニーB 音楽性B 選曲A
美しい音楽でした。
アンサンブルの一体感が薄いように感じます。
やや練習不足?
曲全体の造形も もう少し詰められると思います。

・中井亮一先生
(課題曲)発声・音質C 音程・ハーモニーB 音楽性B 選曲B
●[∂]の発音([ε]と区別)
○まとまりがとても良いです。
(自由曲)発声・音質B 音程・ハーモニーB 音楽性C 選曲C
○美声! クリスタルな…素敵なサウンド。
●弱音(pp,p)で響きが失われないよう。
◎言葉と響きの ″訴える力″ のバランスをさらに思考してみて下さい。

以上が結果です。

形作りに終始していては、形作りに関する指摘のレベルから脱することはできません。
今回のコンクールでのチャレンジしてようやく、このスウェーデン2曲が見えてきた、というところでしょうか。

曲を表現するために必要な、アンサンブルの力・言葉の力。
合唱団にその力がどれだけあるのか…?
戦いの場で比較された上で突きつけられる尺度は、市場の倫理に敵ったものであると思います。

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