2016.11.12

◆文責 M

寒さの緩んだ、行楽日和な秋の午後。千種SGC。

慣れてない日中の練習に、身体を起こすところからゆっくりと。
身体の使い方→息の流れ→曲へと丁寧に結びつけていく。
1stから、Ave Maris Stella、ヴァルセイフィヨルドの結婚行進曲
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歩きながら歌い、発声と曲の抑揚を結びつける。

Kreekの2曲。
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音型や、リズムに身体は素直に反応してしまう。高い音に向かえば、音量は大きくなりリズムは速くなる。逆も然り。
それは、太古より身体に織り込まれた音への呼応。素直に身を委ね、歌うのは心地よいけれど…。
果たしてその音楽は聴く方としても常に心地のよいものだろうか。
作るために、届けるために。
抗いがたい自分の身体の素直さを、抑え、往なし続け、合わせること。
そうやって抑制されたものがあって初めて、その上に重ねた色が「聴く心地よさ」となり輝くのだと…
改めて投げかけられた練習でした。

演奏会まで、あと一ヵ月半。
本格的な白い冬が来る前に、ここからまた色を重ねていこう。

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